猫を抱っこすると、足がピーンとなるのはなぜでしょうか?
また猫を撫でると伸びる時の猫の気持ちはどうなんでしょうか?
さらに、猫が伸びながら寝る理由も解説していきます。
この記事では、猫を抱っこすると足がピーンとなるのはなぜなのか、猫が撫でると伸びる時の気持ちと伸びながら寝る理由について調査しました。
では早速見ていきましょう。
猫を抱っこすると足がピーンとなるのはなぜ?
猫を抱っこすると足がピーンとなるのには、主に2つ理由があります。
- リラックスしてる時
- 抱っこから逃げたい時
では順番に説明しますね。
1.リラックスしてる時
猫が抱っこされて足をピーンと伸ばす時は、抱っこが快適でリラックスしている時です。
大好きな飼い主さんに抱っこされて、幸せを感じながら完全に安心しきっている時に伸ばします。
そのままじゃれてくることもあるので、本当に可愛いですよね。
その一方で、不安や恐怖という気持ちで足が伸びることもあります。
2.抱っこから逃げたい時
抱っこにストレスを感じている時には、身体を伸ばして逃げようとします。
特に面識のない人が無理に抱っこしようとすると、こういう行動を取ることが多いです。
野良猫なんかがそうですよね。
身体をピーンと真っ直ぐに伸ばして逃げようとしているんです。
抱っこが苦手な猫は、抵抗の意思表示の一つとして足を伸ばしたり体をよじったりします。
この時に目を細めたり、耳が後ろに倒れるなどのサインも出していることがあります。
猫をよく観察し、抱っこを嫌がっている場合には速やかに下ろしてあげましょう。
猫によって抱っこの好き嫌いや好みの体勢があるので、無理強いをせずに猫が落ち着く体勢を探してあげましょう。
他にも抱っこされる気分ではないとか、周囲の環境が落ち着かないとか、飼い主から猫の好まない匂いがするなどで抱っこを嫌がって足を伸ばすこともあります。
その体勢をとることで抱っこから逃れようとしているのです。
猫を撫でると伸びる時の猫の気持ちは?
猫を撫でると伸びる時の猫の気持ちは、リラックスしている、または遊びたいという気持ちです。
逆に甘えたい気持ちを、伸びて落ち着かせている場合があります。
撫でている時に伸びるのは、遊びたい気持ちや興奮、飼い主を信用している状態を表現していることが多いです。
猫の弱点はお腹ですから、伸びてお腹を見せるということは完全に飼い主さんを信頼しているという証拠です。
逆に撫でても伸びない場合は、まだどこか警戒心があると考えてください。
適度なスキンシップを取って、徐々に信頼関係を築いていきましょうね。
猫が伸びながら寝る理由
猫が伸びながら眠る理由は、非常にリラックスしているから伸びるんです。
猫は緊張状態の時には、体を縮め俊敏な行動が出来るよう備えます。
身体を伸ばしているということは、その必要がない、飼い主を信用し安心しきって寝ているのです。
また、体温調節をするために伸びることもあります。
汗をかいて体温調節ができない猫は、お腹を広く床につけ暑い時や寒い時にお腹で涼や暖をとったりします。
寒い日は、人にくっついて暖をとろうとすることもあります。
猫が暑がったり寒がったりしているようならば、室温の調節をしてあげることも大切です。
また、起きる前にも伸びをすることがあります。
これは人間と同じように、固まった体を伸ばしてほぐしているのです。
この行動によって、猫の高い柔軟性が保たれています。
まとめ:猫を抱っこすると足がピーンとなるのはなぜ?撫でると伸びる時の気持ちは?
まとめると、
- 猫を抱っこすると足がピーンとなるのは、
1.リラックスしている時
2.抱っこにストレスを感じているから - 猫を撫でると伸びる時の猫の気持ちはリラックスしている、または遊びたいという気持ちです
- 猫が伸びながら寝る理由は、リラックスしているのと体温調節のため
猫が足をピーンと伸ばしている姿には、見ている方も和む力がありますよね。
ですが猫の小さなサインを見逃してはいけません!
実は嫌がっているかもしれないので、無理に抱っこしたりしないようにしましょう。
【参考】
⇒猫を抱っこした時に目を細める心理は?猫が落ち着く抱っこの仕方とは
⇒猫の抱っこがしつこい場合の対処法4選!抱っこを要求してくる理由とは?