猫の抱っこがしつこい場合の対処法はあるのでしょうか?
いくら可愛くても、抱っこしてあげられない時ってあるものです。
料理の途中とか、赤ちゃんのお世話の時なんかですね。
なぜ猫が抱っこを要求してくるのかの理由も、知っておくと対処の仕方が変わってきます。
この記事で分かること
- 猫の抱っこがしつこい場合の対処法4選!
- 猫が抱っこを要求してくる理由とは?
- 猫にジャンピング抱っこは教えられる?
この記事では、猫の抱っこがしつこい場合の対処法4つと、抱っこを要求してくる理由などをご紹介します!
それでは早速見ていきましょう。
猫の抱っこがしつこい場合の対処法4選!
猫の抱っこがしつこい場合は、以下の4つの対処法があります。
- 別の部屋や場所へ移動する
- 別の物に興味がいくようにする
- 今は遊べないことを理解させる
- 猫の寝床を飼い主が見える場所に置く
では、順番に詳しく見ていきましょう。
1.別の部屋や場所へ移動する
猫の抱っこがしつこい場合で、飼い主が忙しくて構えない時は別の部屋へ移動すると良いです。
猫が構ってほしくて甘えているときは、「抱っこして〜」とニャーニャー鳴いたり構ってアピールをしつこくしてきます。
同じ部屋にいながら猫に「今はダメ!」と言っても、簡単には諦めないことが多いです。
甘えん坊の猫は
本当にしつこいですからね。
なので、どうしても構えないときは相手にせず無視をして、別の部屋に移動することで「今は構ってもらえない時間なんだ」と教えることが大事です。
2.別の物に興味がいくようにする
猫の抱っこがしつこい場合、猫のおもちゃ、ごはんやおやつなどを用意して別の物に興味がいくようにすると良いです。
しつこく甘えてきても構ってあげられない時に、猫が好みそうな物を渡すと食欲や狩猟本能の欲求を満たすことで気分が変わり、ひとまず満足してくれます。
構ってアピールをしてくるときは、飼い主から安心感や満足感をもらいたいことが多いため、好きなもので満足させることは効果的です。
3.今は遊べないことを理解させる
猫の抱っこアピールがしつこい場合には、「今は遊べない時間なんだ」ということを理解させることが重要です。
小さい頃から根気よく教えることが大事で、遊べる時と遊べない時のメリハリや合図などを決めておくと理解させやすいです。
例えば、遊べない場合に「今はダメだよ!」と繰り返し教えることで、この言葉の時は遊んでもらえないんだと猫が理解するようになります。
このように、日頃から猫との間にメリハリや合図を決めておくと効果的ですよ!
ただ犬ほど賢くはないですし気まぐれなのが猫ですから、あまり神経質に考えないことです。
気楽にいきましょう。
4.猫の寝床を飼い主が見える場所に置く
猫の抱っこがしつこい場合には、猫の寝床を飼い主が見える場所に置くと良いです。
構ってもらえなくても飼い主にくっついていたり、近くにいることで猫は安心します。
飼い主が見えるだけでも安心して眠れるので寝床を移動して、環境を変えてあげることも効果的です。
ただし猫によって性格も違いますし、どの方法が良いかは試してみないと分かりません。
根気よく上記の方法を
試してみてください。
猫が抱っこを要求してくる理由とは?
猫がしつこく抱っこを要求してくる理由には、以下の4つが考えられます。
- オスの猫は甘えん坊さん
- 安心したい気分
- 飼い主へ何らかの要求をしている
- 親から早く離れたから
こちらも順番にみていきましょう。
1.オスの猫は甘えん坊さん
オス猫はメス猫に対してアピールする積極性が強く、メス猫を求めて自分の欲求を満たす行動力が強いです。
しかし飼い猫の場合は、このアピールをメス猫ではなく飼い主に対してすることから、猫がしつこく甘えて抱っこを要求している可能性があります。
甘え方はオス猫の性格によってバラバラです。
ニャーニャーと鳴いたり足にすりすりしたりと全力でアピールをしてくるので、オス猫はメス猫よりも特に甘えん坊と言われています。
また、去勢手術をするとさらに甘えん坊になると言われているため、オス猫は甘えん坊でかまってちゃんが多いです。
2.安心したい気分
飼い主に構ってもらえずに、飼い主が他のことに興味を示したり熱中していると猫は不安になることがあります。
この不安を満たすために強くアピールして、なんとか自分に興味を引こうとし甘えてきています。
飼い主に相手してもらえると安心するので、時間がある時は出来るだけ相手をしてあげましょう。
忙しい場合には別の部屋に行くなど、メリハリをつけて可愛がると良いですよ!
3.飼い主へ何らかの要求をしている
猫がしつこくアピールしてくる場合は、
- お腹が空いた
- トイレを綺麗にしてほしい
- 家の外に出たい
など色々な理由が考えられます。
ご飯のお皿の近くやトイレの近くでニャーニャー鳴いていたり、その場所で飼い主に甘えてきたらお腹が空いているかトイレを綺麗にしてほしいなどと要求している時です。
玄関の側で鳴く時はお外に出たい時ですね。
猫ちゃんの行動を
しっかり見てあげてくださいね。
4.親から早く離れたから
猫は子猫の生後4ヶ月〜6ヶ月の時期に親離れというのがあり、母猫がついてまわる子猫に向かって威嚇をすることで独り立ちを促しています。
しかしその時期に保護された子猫は、親離れを経験をしていないため飼い主を母猫と思っていつまでも子猫のように甘えてきている可能性があるのです。
大変な時もありますが、飼い主からしたら甘えてこられるのは最高に幸せな時間でもあります♪
それと猫の甘えがエスカレートすると、ジャンピング抱っこをしてくることが!
はたしてジャンピング抱っこは教えて出来るようになるのでしょうか?
猫にジャンピング抱っこは教えられる?
猫のジャンピング抱っこは、元々抱っこが好きな猫なら教えられる可能性があります!
少し屈んで肩や腰においでと誘うとジャンプしてくる猫がいるので、最初からジャンピング抱っこが難しい場合はまずは低いところから練習してみると良いですね。
軽いスクワットのような体勢で太ももに乗るだけでも可愛すぎるので、まずは低いとこから順番に練習して誘うと猫が覚える可能性があります。
かわいいジャンピング抱っこの動画があったので載せておきますね。
これやられたら、もうメロメロですよね~♪
飼い主も猫もストレスにならない範囲で試してみると、楽しくチャレンジできますよ!
まとめ:猫の抱っこがしつこい場合の対処法は?抱っこを要求してくる理由とは?
まとめると、
- 猫の抱っこがしつこい場合の対処法は、別の場所へ移動したり他の物に興味を寄せて遊べないことを理解させるようにする
- 猫が抱っこを要求してくる理由は、甘えや安心を求めていたり何らかの要求をしている
- 猫にジャンピング抱っこは、抱っこが好きな猫ならチャレンジできる
この記事では、猫の抱っこがしつこい場合の対処法や抱っこを要求してくる理由などをご紹介しました。
しつこい猫のアピールは忙しい時には大変に感じますが、どの行動も可愛いですよね♪
ジャンピング抱っこは成功するとメッチャ嬉しいですよ!
ただし猫ちゃんがジャンピング抱っこに慣れてくると、高い所から急に肩に乗ってくることもありますので、不意打ちにはご注意をください。
この記事がお役に立てば幸いです♪
【参考】
⇒猫を抱っこすると足がピーンとなるのはなぜ?撫でると伸びる時の気持ちは?
⇒猫を抱っこした時に目を細める心理は?猫が落ち着く抱っこの仕方とは