猫と一緒にお風呂に入る時の注意点は、大きく分けて2点あります。
猫に安心感を与えるためにも覚えておきましょう。
この記事でわかること
- 猫と一緒にお風呂に入る時の注意点は?
- 猫がお風呂の蓋の上に乗るのはどんな心理?
- 飼い主がお風呂に入ると鳴く猫の心理は?
この記事では、猫と一緒にお風呂に入る時の注意点と、蓋の上に乗るのはどんな心理かを解説します。
それでは見ていきましょう。
猫と一緒にお風呂に入る時の注意点は?
冒頭でもお伝えしましたが、猫をお風呂にいれる時の注意点は以下の2つです。
- お湯の温度
- 猫をしっかり支える
それでは順番に説明します。
①お湯の温度
猫に最適なお湯の温度は35度くらいです。
お湯を触ってみて、少しぬるいと感じるくらいがいいでしょう。
熱すぎるとどうしてダメなのかは、以下の記事でまとめてありますので参考にしてください。
⇒猫をお風呂に入れる時40度は熱すぎ?猫にとっては何度が適温なの?
②猫をしっかり支える
お風呂場の湯船に猫と一緒に浸かる場合のポイントは、抱っこした手で両方の後ろ足をもう片方の手で両方の前足をしっかりホールドすることです。
そして、ゆっくり湯船に浸かるように気をつけてください。
急いで浸かろうとすると、猫は驚いて逃げてしまいます。
湯船に浸かっている間は、ずっと優しく話しかけてあげましょう。
しっかりお尻を支えて胸に抱き込んであげれば、猫はそれほど恐怖を感じません。
そうは言っても、基本的に猫はお風呂を好まない傾向にあります。
強引に湯船に浸からせると、怖がってお風呂に近づくのも嫌がることに。
ですので、あまり無理をさせることのないよう注意が必要です。
あまりに怖がる場合には、猫用のバスタブや洗面器があればそれを利用するのがベターです。
使わない時はたためるので、お風呂場に常備しておくと良いでしょう。
猫がお風呂の蓋の上に乗るのはどんな心理?
猫がお風呂の蓋の上に乗るのは、『蓋の上が温かいから』だと考えられます。
お湯の上にある蓋はほかほかしていて、猫には心地よいのでしょうね。
また飼い主さんと一緒に遊びたいために、そばにいる可能性もあります。
猫は執着心が強い生き物ですので、楽しい思い出を覚えているものです。
お風呂の蓋の上で、けなげに飼い主さんが来るのを待っていると思うとなんだかかわいいですね。
飼い主がお風呂に入ると鳴く猫の心理は?
飼い主がお風呂に入ると泣く猫の心理は、以下のようなことが考えられます。
【飼い主を心配している】
お風呂の中に浴槽があり、大量のお湯が入っていることを知っている猫は、飼い主を心配して鳴くことがあります。
飼い主のことを同じ猫と思っている猫にとって、仲間を危機から救いたいと思っているためです。
心配性なタイプの猫は、飼い主がお風呂に入ろうとすると噛むこともあります。
お風呂へ行かないように、噛んで必死に食い止めようとしているんですね。
シャワーから聞こえる激しい水の音が、猫にとっては大雨や嵐のように聞こえるのかもしれません。
猫は大きな音が苦手なので、シャワーやドライヤーが嫌いなのです。
【飼い主が急に見えなくて寂しい】
甘えん坊の猫だと、急に姿が見えなくなった飼い主に対し、寂しい気持ちになり鳴くことがあります。
『突然どこかへ消えてしまった』と勘違いすることがあるためです。
飼い主を探し回って、お風呂場まで来る猫もいるくらいです。
親離れしていない猫にもよく見られる行動で、飼い主の後をついて回ることもあります。
ここで注意したいのは、明らかに異常な鳴き方をする場合です。
その場合は『分離不安症』という病気かもしれません。
気になることがあれば、一度動物病院での受診をおすすめします。
【一緒に遊んでほしい】
純粋に一緒に遊んでほしい時にも、鳴くことがあります。
猫は常にマイペースのため、遊びたいときに遊びます。
その相手を探し当て、『遊ぼうよ』と鳴くのです。
中でも好奇心旺盛な子は水嫌いなはずなのにお風呂場へ来て、一緒にお風呂場にまで入ってくることもあります。
まとめ:猫と一緒にお風呂に入る時の注意点は?蓋の上に乗るのはどんな心理?
まとめると、
- 猫と一緒にお風呂に入る時の注意点は2つ
1.お湯の温度は35度前後
2.しっかりと抱いてあげること - 猫がお風呂の蓋の上に乗るのは温かいから、または遊びたいから
- 飼い主がお風呂に入ると鳴く猫の心理は、心配や寂しいなど
猫にも様々なタイプがあり、水嫌いのイメージがある猫も飼い主と一緒にお湯につかることがあります。
小さい頃から習慣付けておくと、普通に入ってくれるようになりますよ!
決して無理強いをせず、猫とお風呂との適切な距離を見つけてあげましょう。
【参考】
⇒猫のお風呂はいつから入れられる?子猫のお風呂で注意すべき点は?
⇒猫をお風呂好きにさせる方法は?嫌がる理由と注意すべきポイントを解説
⇒猫がトイレの前に鳴くのはなぜ?4つの理由と解決方法をご紹介します
⇒猫のトイレのドーム型のデメリットは?オープン型との違いやメリットもご紹介