子猫の初めてのお風呂は、生後3ヶ月を過ぎてからが目安となっています。
生後間もない子猫は免疫力や体力がまだないので、もしお風呂に入れたい場合は獣医さんに相談するようにしましょう。
汚れているのでお風呂に入れたいと思うかもしれませんが、焦って入れなくても大丈夫です。
そもそも野生の猫はお風呂に入りませんからね。
猫をお風呂に入れるのは、あくまでも人間の都合であることは認識しておきましょう。
この記事で分かること
- 猫のお風呂はいつから入れられる?
- 子猫のお風呂で注意すべき点は?
- 猫のお風呂の頻度は?
この記事では、猫のお風呂はいつから入れられるかと、子猫のお風呂で注意すべき点などを紹介します。
では早速見ていきましょう。
猫のお風呂はいつから入れられる?
冒頭でもお話ししましたが、猫の初めてのお風呂は生後3ヶ月を過ぎてからが目安です。
理由は、生後間もない子猫をお風呂に入れると体調を崩す可能性が大きいからです。
子猫はまだ自分の体温調節ができないので、無理をしてお風呂に入れるのはやめましょう。
子猫はまずお風呂よりも、動物病院に行くことと家の環境に慣れさせることの方が優先です。
どうしても汚れが気になる場合は、蒸しタオルなどで拭いてあげると良いですよ!
子猫のお風呂で注意すべき点は?
子猫のお風呂で、注意すべき点をいくつか紹介します。
- 猫用シャンプーなどお風呂グッズを準備する
- 猫の体調をチェックする
- 入れる前にブラッシングをして汚れを落とす
- シャワーを嫌がる場合はドライシャンプーから始める
- 優しくスピーディに洗って乾かす
では1つずつ解説していきます。
猫用シャンプーなどお風呂グッズを準備する
子猫をお風呂に入れる時は、猫のためのお風呂グッズを用意します。
猫用シャンプーは保湿力のある成分や、低刺激の成分が入っているものがおすすめです。
猫は香りにも敏感なので、微香料か無香料の商品を選んでください。
また猫の体がすっぽり入るようなバスタブや洗面器、バケツがあると洗いやすいです。
事前に、お風呂から上がった後の準備(タオルやドライヤー)も忘れないようにしましょう。
600mlの大容量で、つかるだけで汚れが落とせる上に保湿効果もありますよ!
猫の体調をチェックする
猫をお風呂に入れる前は、必ず体調をチェックしましょう。
熱がないかなどを確認し、体調が悪そうならお風呂は避けてください。
また爪が長いと猫が暴れた時に飼い主さんが怪我をする可能性があるので、爪は事前に切っておくことも忘れずに。
入れる前にブラッシングをして汚れを軽く落とす
猫をお風呂に入れる前に、ブラッシングをして汚れを落とすとシャンプーの時間を短縮できます。
なのでシャンプー前に毛玉やもつれ、汚れなどをブラッシングで取り除くのは重要なんです。
特にブラッシングする事で多少の汚れは落とせるので、必ずやってあげましょう。
ワンタッチで毛を取り除ける機能付きで、水洗いも可能なので使いやすいと評判です。
シャワーを嫌がる場合はドライシャンプーから始める
子猫にとってお風呂のシャンプーは、体力や神経を消耗する作業です。
シャワーを嫌がる場合は、無理強いするのはやめましょう。
ドライシャンプーなど、シャンプーをしなくても良い方法を試してあげてください。
どうしても無理なら、ペットサロンなどプロに頼むのもいいかもしれません。
ドライシャンプーは水に濡れずに泡をつけて拭くだけなので、猫はストレスを感じなくて済みます。
手軽にニオイ・汚れをすっきりできる洗い流し不要なのが好評です。
優しくスピーディに洗って乾かす
お風呂に時間がかかってしまうと、猫は体力を消耗しストレスを感じます。
優しく洗ったあとは、スピーディに乾かしてあげましょう。
乾かし方は、以下の記事でご紹介しています。
⇒猫がドライヤーを嫌がる理由は?上手な乾かし方と暴れる時の対処法
短時間で終わらせるためには準備を万全にして、飼い主さん自身がお風呂の入れ方に慣れることが重要です。
ただしはじめからスムーズに入れるのは、難しいと思います。
他の飼い主さんに聞いたりYouTube動画などで勉強して、シャンプーの効率化を覚えましょう。
とても分かりやすい動画なので、ぜひ参考にしてみてください。
猫のお風呂の頻度は?
猫のお風呂の頻度は以下の通りです。
- 長毛種…月に1回程度、もしくは年に2~4回程度
- 短毛種…汚れが目立つ場合だけ、もしくは年に1~2回程度
猫は水に濡れることを嫌う生き物ですから、人間と同じような頻度でお風呂に入れないでください。
年に数回程度で大丈夫です。
もし下痢などで汚してしまった場合は、お尻回りだけ洗えば問題ありません。
季節は夏が良いでしょう。
夏は暑いので、ぬるめのお湯でさっと入れてあげてください。
暑いので乾かす時間も短時間で済むのでおすすめです。
まとめ:猫のお風呂はいつから入れられる?子猫のお風呂で注意すべき点は?
まとめると、
- 猫をお風呂に入れるのは生後3ヶ月過ぎてからが目安
- 子猫のお風呂で注意すべき点
・猫用シャンプーなどお風呂グッズを準備する
・猫の体調をチェックする
・入れる前にブラッシングをして汚れを軽く落とす
・シャワーを嫌がる場合はドライシャンプーから始める
・優しくスピーディに洗って乾かす
- 猫をお風呂に入れる頻度
長毛種…月に1回程度、もしくは年に2~4回程度
短毛種…汚れが目立つ場合だけ、もしくは年に1~2回程度
猫をお風呂に入れる際に、人間用のシャンプーを使うのは絶対NGです。
子猫は体温が下がっただけで命の危機に陥るので、猫のお風呂は生後3ヶ月過ぎてから入れてあげてください。
猫をお風呂に入れる時はストレスにならないよう、短時間で済ませるように飼い主さんが作業に慣れることが重要です。
【参考】