猫をお風呂好きにさせるには、少しずつ慣らしていく事が重要なポイントです。
猫は1度「嫌だ」と思った体験は忘れないので、最初のお風呂で失敗すると後々苦労します。
そこで猫がお風呂を好きになる方法や、なぜ猫がお風呂を嫌がるのかを知っておく必要があります。
詳しい理由や方法については後ほど紹介します。
この記事で分かること
- 猫をお風呂好きにさせる方法は?
- 猫がお風呂を嫌がる理由は?
- 猫をお風呂にいれる時の注意すべきポイント
この記事では、猫をお風呂好きにさせる方法と、猫をお風呂に入れる時の注意点を知る事ができます。
それでは早速見ていきましょう。
猫をお風呂好きにさせる方法は?
猫をお風呂好きにさせる方法を紹介しますね。
- 徐々に少しずつお湯に慣らしていく
- 優しく声をかけながら手早く短時間で済ませる
- 水分を十分に拭き取ってよく乾かす
- お風呂が終わったら猫が好きなおやつなどご褒美を与える
項目を1つずつ詳しく説明していきます。
少しずつお湯に慣らしていく
いきなり猫にシャワーやかけ湯をするのは、絶対にNGです。
子猫の頃から「お湯に浸かるのは温かくて気持ちいい」と理解させておけば、お風呂好きな猫になる可能性は高くなります。
まず事前に用意した洗面器や、猫用のバスタブにそっと入れます。
いきなり湯舟はハードルが高いので、猫用のバスタブがあると慣らしやすいですよ♪
最初は足元を濡らして、少しずつお湯の量を増やしましょう。
体が濡れることに慣れさせるのが重要です。
優しく声をかけながら手早く短時間で済ませる
優しく声をかけてあげると猫は安心感を覚えます。
名前を呼んであげたり「大丈夫だよ」「暖かいね」など声をかけてあげましょう。
猫を洗う時も声かけが大切です。
猫を1度バスタブから引きあげて、首→背中→お腹周り→足→尻尾→肛門の順に、泡立てて撫でるように洗います。
楽しい声かけをしながら、手早く済ませるのがポイントです。
水分を十分に拭き取ってよく乾かす
流し残しをしないように洗ったら、余計な水分を手で優しく絞ります。
長毛種は毛を手でぎゅっと、短毛種は上から下に水滴を撫でて流す感じです。
あまり強くやると痛がるので、毛を引っ張らないように気を付けてください。
水分を十分に拭き取ったら、ドライヤーなどで乾かします。
ドライヤーの上手な乾かし方は、以下の記事を参考にどうぞ。
⇒猫がドライヤーを嫌がる理由は?上手な乾かし方と暴れる時の対処法
お風呂が終わったら猫が好きなおやつなどご褒美を与える
お風呂の後に、猫が好きなおやつをご褒美として与えましょう。
お風呂が終わった後にご褒美がある、と覚えさせるとお風呂が楽しい経験になります。
さらにお風呂の後に楽しいことがあると認識させると、次にお風呂に入れる時もスムーズにいきます。
とろリッチはほとんどの猫が大好きなので、かなり効果的ですよ!
猫がお風呂を嫌がる理由は?
猫がお風呂を嫌がる理由はいくつかあります。
- 水に濡れる不快感
- お風呂場の環境
- シャンプーの匂いや刺激
- シャワーの音や響きやすい浴室の音
- 触られるのが苦手
猫は元々、水に濡れること自体に慣れていません。
また猫は細毛で油分も少ないので、濡れると乾きにくいという性質があります。
そのため濡れると体温が奪われて命に関わる可能性があるので、本能的に濡れるのは危険だと判断し嫌がるのです。
猫をお風呂に入れる時の注意すべきポイント
猫をお風呂に入れる時の、注意すべきポイントについても紹介します。
まず猫の体調の確認は必ず行ってください。
お風呂に入れる前にブラッシングと爪切りを済ませて、必要な道具は事前に準備しておきましょう。
爪を切っておいかないと、暴れた時に飼い主さんがかすられてケガをする可能性があります。
温度は35度くらいのぬるま湯で、シャワーの水圧を弱めシャワーヘッドを体に当てて流します。
このやり方だとお湯が飛び散らない、大きな音がしないという効果があります。
特に初めてのお風呂は猫も緊張しているので、突然の動きや騒がしい音を避けるようにしてください。
猫を洗う時は専用のシャワーがあると洗いやすいです。
取り外しが簡単な上にブラシとシャワーのセットなので、コーミングの手順もラクになりますよ♪
まとめ:猫をお風呂好きにさせる方法は?嫌がる理由と注意すべきポイントを解説
まとめると、
- 猫をお風呂好きにさせる方
・少しずつお湯に慣らしていく
・優しく声をかけながら手早く短時間で済ませる
・水分を十分に拭き取ってよく乾かす
・お風呂が終わったら猫が好きなおやつなどご褒美を与える - 猫がお風呂を嫌がる理由
・水に濡れる不快感
・お風呂場の環境
・シャンプーの匂いや刺激
・シャワーの音や響きやすい浴室の音
・触られるのが苦手 - 猫をお風呂にいれる時の注意すべきポイント
・体調の確認
・お風呂に入れる前にブラッシングと爪切り
・必要な道具は事前に準備
・温度は35度くらいのぬるま湯
・シャワーの水圧を弱めシャワーヘッドを体に当てて流す
・突然の動きや騒がしい音を避ける
絶対にお風呂好きな猫になる、ということではありませんが、少しでも猫にお風呂に慣れてもらうための方法としてご紹介しました。
大切な猫の負担にならない事を重視して、焦らず時間をかけてお風呂に慣れさせてあげましょう。
大人の猫だと難しい場合も多いので、子猫のうちから慣れさせるのが一番でしょう。
【参考】
⇒猫のお風呂はいつから入れられる?子猫のお風呂で注意すべき点は?