子猫をケージから出す時間は成長過程によりますが、日中に2~4時間程度出すのが良いとされています。
ただし子猫をケージから出すのは、生後4ヶ月を過ぎた頃にしてください。
詳しい内容は後ほど説明しますね。
さらに、子猫のストレスを防ぐコツも紹介も解説していきます。
この記事で分かること
- 子猫をケージから出す適切な時間帯とは?
- 子猫をケージから出す時間の目安【月齢別ガイド】
- ケージから出す前に確認すべきポイント
この記事では子猫をケージから出す時間はいつが正解なのか、ストレスを防ぐコツも解説します。
それでは早速見ていきましょう。
子猫をケージから出す適切な時間帯とは?
冒頭でも触れましたが、子猫をケージから出す適切な時間帯とは、日中の2~4時間程度とされています。
ただし猫にはルーティンがあるので、時間をきちんと決めて子猫をケージから出すのが良いでしょう。
「出たがっているから出す」をやってしまうと、うるさくすれば出してもらえると覚えてしまいます。
そして生後2〜3ヶ月の子猫は、まだ体力不足なので20分も外で遊んだら疲れて寝てしまうことが多いです。
生後4〜6ヶ月頃になったら、日中ケージから出してあげることが推奨されています。
だいたい1日4時間~6時間ほどを目安にして、少しずつケージの外にいる時間を増やしてください。
ただし、飼い主が一緒にいられない時は危険なのでケージに戻しましょう。
子猫をケージから出す時間の目安【月齢別ガイド】
子猫をケージから出す時間の目安【月齢別ガイド】を紹介します。
- 生後3ヶ月まで:ケージの中で過ごさせつつ、一緒にいられる時に30分~1時間。
- 生後4ヶ月から:あなたが一緒にいられる時に、1日4時間~6時間ほど。
子猫をケージから出した時に、ケージの外の世界を楽しんでいるか確かめてください。
楽しんでいるように見えたら、子猫をケージから出す時間を少しずつ増やしてあげます。
ケージは子猫がいつでも戻れるように、出入り口は開けておきましょう。
戻りたい時に戻れる、というのは子猫も安心できます。
子猫にとってケージは安心できる場所なので、出たがらない時は無理強いは禁物です。
ストレスを防ぐコツ
子猫のストレスを防ぐコツは、ケージ内の環境を整えることです。
子猫のうちは、自分で体温調節をすることができません。
なので部屋の温度には、注意が必要です。
子猫の飼育での適温は、子猫の年齢や健康状態によって異なりますが、一般的には約29°Cから32°Cの範囲が理想的です。
特に生後最初の数週間は体温調節が未熟なため、この温度範囲を保つことが重要です。
子猫が成長するにつれて、少しずつ温度を下げ、大人の猫が快適に感じる約21°C前後まで調整することが推奨されます。
子猫のために暖房器具を使用する場合は、直接的な熱源から子猫が遠ざかれるようにし、火傷などの事故を避けるために安全対策を十分に行ってください。
猫用のアンカーを使うと安全です。
熱くなり過ぎないので、安心して使えますよ!
また温度が適切かどうかを定期的にチェックし、子猫が快適に過ごせているかを観察することが大切です。
そしてケージ内にトイレがある場合は、常に清潔に保ってあげましょう。
さらに二階建てのケージにして行動範囲を広くする、ベッドなどを置いて隠れる場所を作るなどもおすすめです。
洗って使えるので衛生的!
また、いっぱい遊んであげることや寝る時間を作ることも忘れないでくださいね。
ケージから出す前に確認すべきポイント
ケージから出す前に、確認すべきポイントがいくつかあります。
まず生後すぐの子猫は、危険察知能力が乏しいということを念頭に置いてください。
重要なのは子猫をケージから出す前に、部屋を片付けることです。
子猫が誤飲しそうな物や、怪我に繋がる物がないか必ず確認します。
ちなみに、サトイモ科の観葉植物(アンスリウムやモンステラやなど)は猫にとって危険です。
また家電のコードをかじられないようにする対策も、忘れないでください。
配線カバーをすることで、かじられるのを防ぐことが可能です。
それと、ケージは子猫がいつでも戻れるように扉をあけておきましょう。
子猫が、安全な環境で楽しく遊べるのが理想です。
まとめ:子猫をケージから出す時間はいつが正解?ストレスを防ぐコツも紹介
まとめると、
- 子猫をケージから出す適切な時間帯とは?
・日中の2~4時間程度 - 子猫をケージから出す時間の目安【月齢別ガイド】
・生後3ヶ月まで:ケージの中で過ごさせつつ、あなたが一緒にいられる時に30分~1時間。
・生後4ヶ月から:あなたが一緒にいられる時に、1日4時間~6時間ほど。 - ストレスを防ぐコツ
・ケージ内の環境を整える
・部屋の温度には注意が必要
・トイレがある場合は常に清潔に保つ
・二階建てのケージにして行動範囲を広くする、ベッドなどを置いて隠れる場所を作る - ケージから出す前に確認すべきポイント
・子猫をケージから出す前に、部屋を片付けること
・子猫が誤飲しそうな物や、怪我に繋がる物がないか必ず確認
・サトイモ科の観葉植物(アンスリウムやモンステラやなど)は猫にとって危険
・家電のコードを齧られないようにする対策も忘れない
・ケージは、子猫がいつでも戻れるように扉をあけておく
子猫をケージから出す時間や、ストレスを防ぐコツは知っておいた方が良い情報です。
「食う・寝る・遊ぶ」が、子猫の仕事と言われています。
あなたも子猫も幸せな時間を過ごせるように、きちんと管理してあげましょう。
【参考】
⇒子猫がケージで暴れる理由と解決法!ストレスを減らすコツを伝授
⇒猫がケージから出てこない時はどうする?自分からケージに入る理由も