猫の脱走防止柵は買うとそこそこの値段なので、DIYで作ってみませんか?
大切な猫の脱走を未然に防ぐことを目的として、脱走防止柵はどうしても必要になってきます。
そこでできるだけ安くゲートを設置する方法として、すのこを使った脱走防止ゲートの作り方を説明していきたいと思います。
すのこでDIYなんて自分には無理…と思うかもしれませんが、ここではDIY初心者の方でも分かりやすいように説明しています。
この記事で分かること
- 猫の脱走を未然に防ぐ方法は?
- 猫の脱走防止で、すのこを使う場合の材料
- 猫の脱走防止で、すのこを使った作り方は?
ぜひ、すのこで素敵な脱走防止ゲートを作ってみてください♪
猫の脱走防止柵をDIYで作る時の材料
猫の脱走防止柵をすのこを使ってDIYで作る際の材料はこちらです↓
- 支柱用の木材(2×4材)…2本
- 縦枠用の木材(1×4材)…2本
- 横枠用の木材(1×3材)…3本
- すのこ…2枚
- アジャスター…2個
- 蝶番…2個
- キャスター…1個
- ドア部分の取手…1個
- 扉の留め具…1個
- 鍵…1個
- ネジ…必要に応じて(ネジの長さ=取り付物の厚さ+20mm以上)
- 電動ドライバー
上記のものを用意してもらいたいのですが、初心者の方ですといまいち分からないですよね。
材料について詳しく説明させてください。
支柱用の木材は、床から天井までの長さをよく測ってください。
その長さからアジャスター取り付け部分(アジャスターの説明書に記載されている長さ)を引いた長さのものを用意してください。
ホームセンターで購入時に切ってくれますよ。
2×4材は、ツーバイフォーと読み、木材のサイズを示しています。
2×4は、厚み38mm×幅89mmのサイズです。
縦枠用と横枠用の木材は、すのこを連結させてドアの形にする際に使用します。
横枠用のものはドアの上部、真ん中、下部で固定するため3本必要と書いています。
しかしコストを浮かせたい、ネジを打ち込む手間を少しでも省きたいという方は、1本か2本でも良いのかなと思います。
下部はキャスターを取り付けるため、木材で強化した方が安心かと思うので、すのこの材質を見ながら決めてみてください。
サイズも例として1×3材を挙げていますが、使用するすのこを見ながら、適切なサイズを選んでください。
長さもすのこや枠用の木材サイズによって異なるので、慎重に測ってくださいね。
すのこは商品によって隙間が異なります。
狭いところを通り抜けるのが得意な猫の脱走防止ゲートに使用する場合は、隙間が3㎝以内のものを推奨します。
支柱を固定するためのアジャスターは、LABRICO(ラブリコ)という商品が初心者の方にも扱いやすいものとなっているので、おすすめです。
キャスターは、設置する部分の木材の厚さより小さいものを用意してください。
ドア部分の取手や扉の留め具、鍵は様々な種類のものがあるので、ご自身が使いやすいものを選んでください♪
扉の留め具は、マグネット式が使いやすいかなと思います。
すのこを使った猫の脱走防止柵をDIYで作る方法
それでは材料が揃ったところで、作業を始めていきましょう。
- アジャスターを取り付け支柱を設置します
- 縦枠用木材と横枠用木材で、外枠を作って、ネジで止めます
ネジを打ち込む際は、木が縦割れしないよう注意しましょう - ②で作った外枠に、すのこを入れ込みネジで止めます
すのこの向きは、表が縦になるようにしてください - ドアのスライド部分にキャスターを取り付けます
キャスターを取り付けることで、ゲート開閉時に扉が安定します - 蝶番を取り付け、ドアと支柱を固定する
蝶番の取り付けが真っすぐでないと、ドアが斜めになるので注意してください
ただ蝶番をそのまま付けると、ドアを閉めた時蝶番の厚み分ドアが浮いてしまいます
ピッタリくっつけたいという方は、蝶番設置部分の木材を蝶番の厚みだけ削って付けてください
削る作業のいらない蝶番もあるようです - 取手や扉の留め具、鍵をお好みで付けてください
扉の留め具は、磁石のものが使いやすいと思います
作り方と設置方法の説明は以上です。
猫の脱走を未然に防ぐ方法は?
猫の脱走を未然に防ぐ方法は、
- 家のリフォーム
- 脱走防止ゲートの購入
などが一般的です。
猫は優れた身体能力を持っているので、驚くほど狭い隙間や高い場所から外に出てしまいますよね。
自分でドアノブを押して逃げ出す強者猫もいるとか…。
脱走してしまうと様々な危険に襲われます。
迷子になってしまうだけでなく、交通事故によるケガ、野良猫との接触による感染症にかかる恐れなど、たくさんの危険があふれています。
飼い主さんも、猫が脱走しないよう気を使っての生活は大変ですよね。
飼っている猫を守るための策として、二重扉にするなど家をリフォームする、脱走防止ゲートを購入し設置する、といったものがあります。
しかし家をリフォームしたり、既製品の猫脱走防止ゲートを購入したりとなると、結構なお金が必要になってしまいます。
二重扉にするといったリフォームだと10万円~が相場です。
また脱走防止ゲートを購入するとなると、商品にもよりますが1万円~3万円が相場ではないでしょうか。
猫の脱走防止を未然に防ぎたいけど、お金をかけず対策したい!
そんな方のため、「すのこを使ったDIYで脱走防止ゲートを作る方法」について紹介してきました。
ぜひチャレンジしてみてくださいね!
まとめ:猫の脱走防止柵をDIYですのこを使って作ろう!材料と設置方法を説明
【猫の脱走防止柵をすのこを使ったDIYの作り方】
- アジャスターを取り付け、支柱を設置
- 縦枠用木材と横枠用木材で、外枠を作って、ネジで止める
- ②で作った外枠に、すのこを入れ込み、ネジで止める
- ドアのスライド部分にキャスターを取り付ける
- 蝶番を取り付け、ドアと支柱を固定する
- 取手や扉の留め具、鍵をお好みで付ける
DIYに慣れている方は、難なくできると思いますが、初心者の方ですと作成するのに4時間~5時間ほど見ておいたほうがいいかもしれません。
大切な猫が逃げ出さないためのDIY!
とてもやりがいがありますね。
自分好みの色や素材の木材、好みのデザインの取手など考えるだけでワクワクしてきます。
100円均ショップでも購入できる材料もあるので、予算に合わせて材料を揃えてみてください。
【参考】
⇒猫はアコーディオンカーテンを開ける?どの程度脱走防止に使えるのか調査