猫が寝床に来てどこで寝るのかを見れば、あなたへの愛情の度合いが分かります。
猫は適当に寝ているようで、実はその場所によってあなたをどのくらい信用しているのかが分かるんです。
そもそも猫は警戒心が強い生き物ですから、人間と寝るのは慣れが必要です。
傍で寝ている時点で、ある程度信頼はされていると思ってくださいね。
この記事で分かること
- 猫が一緒に寝る位置であなたへの信頼度が分かる?
- 猫が寝る位置ごとの気持ちを解説
- 布団の近くで猫が寝る時の心理は?
この記事では、猫が一緒に寝る位置で信用度が分かるのかということと、場所ごとの気持ちを知る事ができます。
それでは早速見ていきましょう。
猫が一緒に寝る位置であなたへの信頼度が分かる?
猫は人間に対して、愛情表現ができるほどの知能を持っています。
寝る時にあなたとの距離が近ければ近いほど、信用している傾向にあります。
だからと言って、情報を知ってあまりショックを受けないでくださいね(笑)
あくまでも目安ですから、ふ~んそうなんだくらいの感覚でご覧ください。
それではどの位置で寝ている時、どういう心理状態なのか見ていきましょう。
猫が寝る位置ごとの気持ちを解説
猫がどの場所で寝ていると、どういう気持ちなのかを8つ紹介します。
- 胸やお腹の上で寝る
- 顔や首元の付近で寝る
- 布団の上で寝る
- 布団の中に入り込んで寝る
- 足元で寝る
- 隣に寄り添って寝る
- 少し離れた場所で寝る
- 背中を向けて寝る
では1つずつ説明していきます。
1.胸やお腹の上で寝る
胸やお腹の上に猫が寝ていたら、それはあなたへの絶対的な信頼の証です!
胸やお腹の上は肌のぬくもりや心臓の鼓動など、人の温かさを一番感じられる場所です。
胸やお腹の上で寝ていたら、ニヤリと笑ってくださいね♪
また飼い主が傍にいるので、猫はリラックスして落ち着いた状態にいるとも考えられます。
2.顔や首の付近で寝る
猫が顔や首の付近で寝ていたら、それはあなたとの親密な絆を求めている時です。
顔に近いほど親密度は上がると言われてますから、あなたは愛猫に愛されていると思ってください。
猫にとって人間の顔や首元は安全な場所で、特にあなたの愛情を感じたい時にこの位置を選ぶ事が多いんです。
そして猫が顔の付近で寝るのは、飼い主の温もりを感じやすいというの理由の一つです。
3.布団の上で寝る
布団の上で寝る猫は、人慣れしていて誰にでも近づく猫です。
私も猫太丸という民宿に宿泊した時、寝ている時にそこのスタッフ猫が布団の上で寝ているのを経験しました。
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これは人間に対して警戒心が弱く、信頼しているからこそ選ぶ場所なんです。
また布団はふかふかしていて寝心地が良いのも、猫が選ぶ理由の一つです。
4.布団の中に入り込んで寝る
猫が布団の中に入り込むのは、布団の中が暖かいと知っている猫です。
猫はストーブの側など温かい場所を好みます。
布団の中は人間の体温もあって、とても暖かいので一度体験した猫はすぐに布団の中に入ってきます。
人間の寝返りを恐れずに入ってくる根性はすさまじく、とんでもなく甘えん坊な猫が布団の中に入ってくる傾向が強いです。
5.足元で寝る
猫が足元に寝ていたら、それは一定の距離を保ちながらも安心感を求めるからなんです。
別に嫌われている訳ではないのでご安心を。
足元に寝ていても、猫は気分屋ですのでその後もっと近づいてくるかもしれないですからね。
特に自由なスペースを好む猫や、独立心の強い猫は足元に寝ることが多いです。
6.隣に寄り添って寝る
猫が隣に寄り添って寝るのは、あなたと親密な関係を築きたい想いが強いとされています。
あなたの匂いや体温を感じられる場所でだと分かっているので、寄り添ってねるのです。
さらにあなたさんを独り占めしたい、という独占欲の表れでもあります。
7.少し離れた場所で寝る
猫が少し離れた場所で寝ていたら、自分の居場所をキープするという意味があるんです。
ただ離れているといっても、信頼関係が薄いというわけではありません。
特に独りの時間を大切にするタイプの猫や、控えめな性格の猫が少し離れた場所を好む傾向にあります。
この距離が縮んできたら、猫との心の距離も近づいてきていることになります。
それまでは気長に待ちましょう。
8.背中を向けて寝る
猫が背中を向けて寝ていたら、それはあなたを信頼している証です。
猫にとって背中は無防備な部分なので、敵意のない信用できる相手にしか背中は見せません。
背中を向けているとは言っても、別に嫌われてはいないのでご安心を。
猫が寝る場所というのは、その日の体調や気分や気温なども関係することも忘れないでください。
布団の近くで猫が寝る時の心理は?
布団の近くで猫が寝ていたら、それはまだあなたに慣れていないという場合が多いです。
布団の近くまで来るけど、そこから布団に来ない場合は慣れるまでもう少し時間が掛かります。
しかし猫が遠くで寝ているからといって、信頼関係が全く無いというわけではないのでご安心を。
そこそこ近い場所で、あなたの存在を感じていたいという気持ちなんです。
言葉を変えると、ちょっと警戒心が残っていると言えば分かりやすいですかね。
ただし過去に寝返りを打って押し潰されそうになった事があるなど、怖い思いをして人間不信になったというケースも考えられます。
そこで猫と布団で一緒に寝る際の注意点も書いておきます。
- 寝相が悪いと押しつぶす可能性がある
- ノミ・ダニの予防を定期的にやっておく
- 爪を切っておく
- 電源コードなどを置かない
- おしっこ対策
こちらも1つずつ説明していきます。
1.寝相が悪いと押しつぶす可能性がある
猫と一緒に寝る時は、寝返りなどで猫を押し潰さないよう注意が必要です。
特に子猫は思わぬケガをさせてしまうかもしれないので、生後1年以上経過してからにしましょう。
対策として猫が愛用しているクッションやベッドを、布団のそばに置くなどの予防策を取っておくと安心ですよ。
2.ノミ・ダニの予防を定期的にやっておく
ダニやノミ予防を定期的にしておくと、毎日安心して一緒に寝られます。
猫の衛生面と健康管理をきちんとしておくと、飼い主さんの皮膚炎やアレルギーなど感染症のリスクを軽減することもできるんです。
また抜け毛対策をしておくことも重要で、冬毛から夏毛、夏毛から冬毛に生え換わる換毛期はこまめにブラッシングをしましょう。
普段使用するシーツは、きちんと洗濯して清潔に保つことも大切です。
3.爪を切っておく
猫と一緒に寝る場合、猫の爪は切っておかないと痛い思いをする可能性があります。
引っ掻き傷から、病気に感染してしまう危険もあるので要注意です。
さらに爪が布団に引っ掻かかって、布団などが破れてしまうというトラブルも防げます。
猫の爪ケアは定期的に行っておきましょう。
4.電源コードなどを置かない
意外と見落としがちなのが、就寝時に充電することが多いスマートフォンの電源コードなんです。
猫がコードをかじってしまい、感電や発火するなどの事故が実際に起きています。
猫がコードをかじって感電しまうこともあります。
感電してひげがこげたうちの猫のように、、、。
しつけが難しい場合はコードにカバー付ける、もしくは別の部屋でスマホの充電をするなどの工夫が必要です。
かなりしっかりとした厚みなのでとてもいい、思った以上に太いので噛まれなくなったなどの口コミがありました。
5.おしっこ対策
猫は縄張り意識が強いので、布団におしっこをかけてマーキングする可能性があります。
もしくは部屋のドアが閉まっていて、いつものトイレに行けなくて布団の上でおしっこをしてしまうケースもあるのでドアにも注意が必要です。
そういったことを避けるためには、
- 寝る前に寝室のドアを閉める
- 猫用にドアを設置する
- 寝室の外にトイレを設置してトイレトレーニングする
などの対策をしてください。
飼い始めたばかりならトイレのしつけをしっかりして、万が一おしっこしても大丈夫なように防水シーツを使うのもいいでしょう。
敷いて置けば万が一の時に安心です。
まとめ:猫が一緒に寝る位置であなたへの信頼度が分かる?位置ごとの気持ちを解説
まとめると、
- 猫が一緒に寝る位置であなたへの信頼度が分かる?
・猫が一緒に寝る位置は、飼い主に対する親しみの度合いや信頼度や示すことが多い
- 猫が一緒に寝る位置ごとの気持ち
・胸やお腹の上は相当な信頼を寄せている
・顔や首の近くは親密な絆を求めている
・布団の上で寝るのは人間に対して警戒心が薄い
・布団の中に入り込んで寝るのは甘えん坊な証拠
・足元は一定の距離を保ちながらも安心感を求める
・少し離れた場所で寝るのは自分のパーソナルスペースを守りたい
・背中を向けて寝るのは信頼しているから
- 布団の近くで猫が寝る時の心理
・布団の付近で猫が寝ていたら、それはまだあなたに慣れていないという場合が多い
・飼い主さんが寝返りを打って押し潰されそうになった事がある
- 猫と布団で一緒に寝る際の注意点
・寝相が悪いと押しつぶす可能性がある
・ノミ・ダニの予防を定期的にやっておく
・爪を切っておく
・電源コードなどを置かない
・おしっこ対策
猫がどこで寝ているとどういう気持ちなのかが分かれば、今まで以上に特別な関係を築くことができるかもしれません。
飼い主である自分を信用してくれている、安心感を抱いてくれているというのは嬉しいですよね。
これからも惜しみない愛情をたっぷり注いで、猫と一緒に寝る時間を大切にしてくださいね。
【参考】