猫を抱っこするとゴロゴロ鳴いて嫌がるのはなぜ?抱っこの上手な慣らし方とは?

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猫を抱っこした時に、嫌がる素振りを見せる猫もいますよね。

 

実は、猫がゴロゴロ鳴いているからといって、喜んでいるわけではないんです。

 

抱っこが好きな猫かどうかを知らないと、猫にストレスを与えかねません。

 

この記事では、猫を抱っこするとゴロゴロ鳴いて嫌がる理由と、抱っこの上手な慣らし方をご紹介しています。

 

では早速見ていきましょう。

 

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猫を抱っこするとゴロゴロ鳴いて嫌がるのはなぜ?

猫を抱っこした時、ゴロゴロ鳴いて嫌がる理由は主に5つあります。

 

  • 抱っこになれていない
  • 抱っこの仕方の問題
  • 健康に問題がある
  • 抱っこする人から苦手な匂いがする
  • 個体差

 

ここから1つずつ説明していきます。

 

抱っこに慣れていない

子猫の頃から抱っこされておらず抱っこに慣れていない猫は、成猫になっても抱っこを嫌がる事が多いです。

 

子猫の頃から抱っこに慣れさせておくと、成猫になっても抱っこを嫌がらない可能性が高くなります。

 

抱っこの仕方の問題

抱っこの仕方によっては、猫が不快感を感じる事があります。

 

無理な体勢をさせない、猫の身体をしっかり支えて不安を与えないなどの注意が必要です。

 

抱っこについては、こちらの記事でまとめてありますので参考にしてください。

 

⇒猫を抱っこして脱力させる抱き方は?嫌がる抱っこの仕方や逃げる理由を解説

 

抱っこする人から苦手な匂いがする

猫は柑橘系の匂いが苦手というケースが多いです。

 

なので柑橘系の香水やハンドクリーム、シャンプーなどを使用すると抱っこを嫌がられてしまいます。

 

猫と接する時は、臭いに気をつけましょう。

 

健康に問題がある

内臓疾患や身体のどこかに痛みを感じる場所があると、抱っこを嫌がるケースがあります。

 

あまりにも痛がっているように感じられたら、病院を受診しましょう。

 

特に猫は、病気や不調を隠す事が多いので要注意です。

 

個体差

猫には性格に違いがあり、抱っこが好きな猫と嫌いな猫がいます。

 

抱っこが好きな猫は体を預けてリラックスしますが、嫌いな猫は身体を硬直させてしまう事が多いです。

 

また猫がゴロゴロ鳴いていても、不安やストレスを訴えている事もあります。

 

不安やストレスを感じている時のゴロゴロは、低くて大きく鳴くというのが特徴です。

 

猫を抱っこした際にいつもとゴロゴロの鳴き方が違うと感じたら、抱っこはしない方が良いでしょう。

 

猫が抱っこされてもリラックスできるようにする方法は、少しずつ抱っこに慣れさせていく事です。

 

猫の様子を見ながら、徐々に抱っこの時間を増やしてみてください。

 

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猫の抱っこの上手な慣らし方は?

猫の抱っこの上手な慣らし方を3つ紹介します。

 

  1. コミュニケーションをしっかりとる
  2. 猫が落ち着く抱っこの方法を覚える
  3. 抱っこが気持ちいい、楽しいと思わせる

 

こちらも順に説明していきます。

 

1.コミュニケーションをしっかりとる

猫が好きな場所を撫でる、よく話しかける、猫の近くにいてあげるなどをこまめにすると、コミュニケーションの効果がアップします。

 

またオモチャで遊びながらひざの上に乗せる、というのも良い方法です。

 

「抱っこは楽しいんだよ」という事を教えるのが重要ですが、焦らず時間をかけるようにしてください。

 

2.猫が落ち着く抱っこの方法を覚える

まず人間の赤ちゃんのように、猫を仰向けにする形で抱っこをするのは嫌がられます。

 

仰向けで抱っこをすると、猫は「拘束された」と感じてしまうからです。

 

猫はお腹が弱点ですので、よほど信頼していないとお腹を見せることを本能的に嫌がります。

 

身体の自由がない事に、不安や不満を感じて逃げてしまいます。

 

抱っこが気持ちいい、楽しいと思わせる

抱っこが猫にとって「気持ちいい」や「楽しい」などポジティブに捉えるように習慣づけると、抱っこを嫌がらなくなります。

 

猫が好きなタオルなどを膝に置く、猫が自分では掻けない顎や耳の裏などを掻く、少量のおやつをあげるなどがおすすめです。

 

これを繰り返して「抱っこされるといい事があるよ」と覚えさせ、抱っこができたら「ありがとう」と喜ぶと猫にも気持ちが伝わります。

 

抱っこができず逃げられて怒ったり、すぐに抱っこしようとするのは逆効果です。

 

焦らずじっくりと時間をかけて、猫のペースに合わせましょう。

 

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抱っこが嫌いな猫の種類はある?

抱っこが嫌いな猫の種類を4種類紹介します。

 

  • アメリカンショートヘア
  • シャム
  • ベンガル
  • スコティッシュフォールド

 

こちらも1つずつ説明していきます。

 

アメリカンショートヘア

アメリカンショートヘアは元々ネズミを捕るという性質がある為、自立心が強い猫です。

 

人間と仲良くなれる社交性がありますが、ベタベタしたコミュニケーションは苦手。

 

また運動量も多いので、抱っこされてジっとするのも嫌うという理由もあります。

 

シャム

シャムも活発に動く方が好きなタイプです。

 

オモチャで元気よく遊ぶのを好むので、大人しく抱っこされるのは我慢できないと言われています。

 

シャムは抱っこが嫌な事だと認識すると、飼い主さんに対しても警戒心を抱きやすいので注意が必要です。

 

ベンガル

ベンガルは野生の血が混ざっているので、抱っこを嫌がる傾向が強いです。

 

その為か人間と距離を取りたがるタイプの猫が多く、ベンガルもベタベタする付き合いは好みません。

 

抱っこをするのであれば、相当時間がかかると思ってください。

 

スコティッシュフォールド

スコティッシュフォールドは自由を好み、束縛や強制を嫌うタイプの子が多いです。

 

また遺伝的に骨関節疾患になりやすいので、抱っこをされた時に痛みや不快感を感じる事があります。

 

もし抱っこする必要に迫られた時は、優しくゆっくり抱っこしてあげてください。

 

抱っこが嫌いな猫は「ジッとしているのが苦手」「運動量が多い」「オモチャで遊ぶ方が好き」などの共通点があります。

 

抱っこが嫌いだと思ったら、無理に抱っこをするのはやめましょう。

 

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まとめ:猫を抱っこするとゴロゴロ鳴いて嫌がるのはなぜ?抱っこの上手な慣らし方とは?

まとめ

まとめると、

  • 猫を抱っこするとゴロゴロ鳴いて嫌がる理由
    1.抱っこになれていない
    2.抱っこの仕方の問題
    3.健康に問題がある
    4.抱っこする人から苦手な匂いがする
    5.個体差
  • 猫の抱っこの上手な慣らし方
    1.コミュニケーションをしっかりとる
    2.猫が落ち着く抱っこの方法を覚える
    3.抱っこが気持ちいい、楽しいと思わせる
  • 抱っこが嫌いな猫の種類
    ・アメリカンショートヘア
    ・シャム
    ・ベンガル
    ・スコティッシュフォールド

活動的で元気よく遊ぶ方が好きな猫や、逆に静かに過ごすのが好きな猫は抱っこが嫌いな可能性が高いです。

 

猫の方から甘えてきて、「今なら大丈夫かも」と感じるタイミングを見極める事も重要なポイント。

 

また抱っこは嫌いでも膝の上に乗るのは大丈夫という猫もいるので、猫に合わせたコミュニケーションをとってあげましょう。

 

【参考】

⇒猫を抱っこすると足がピーンとなるのはなぜ?撫でると伸びる時の気持ちは?

⇒猫を抱っこした時に目を細める心理は?猫が落ち着く抱っこの仕方とは

⇒猫のブラシの手袋タイプはどうなの?グルーミングの仕方と最適な頻度を解説

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