犬がお腹がすいた時のサインはあるのでしょうか?
犬の空腹時間や適切な1日のえさの回数についても気になりますね。
この記事で分かること
- 犬がお腹がすいた時のサインはある?
- 犬の空腹時間は?
- 犬の適切な1日のえさの回数は?
この記事では、犬がお腹がすいた時のサインはあるのか、犬の空腹時間や適切な1日のえさの回数について調査しました。
それでは早速見ていきましょう。
犬がお腹がすいた時のサインはある?
犬がお腹を空かせた時のサインは、
- 吠える
- 食器の前で待つ
- エサの入っていない食器をなめる
- エサに近いところにいると飼い主の後をついてくる
- 飼い主の口元や顔をなめる
- 前足で催促するしぐさをする
- 食事を与える前に行うしぐさをする
- 吐いてしまう
というものがあります。
順番に見ていきましょう。
1.吠える
犬はお腹がすくと『ねえ!』と呼びかけるように『ワン』と吠えます。
飼い主が食事の時間を忘れている時などに、どうにか注目を集めようと吠えるのです。
飼い主が忙しくしていて、おねだりのポーズも見てもらえない時には『ちょっと!』と注目を集めるために吠えます。
ですから犬が何もいないのに吠える時は、空腹の可能性が高いです。
2.食器も前で待つ
お腹がすくと、自分のエサの食器の前でじっとお座りや伏せをして待つ犬もいます。
その時は、じっと飼い主の方を見ていることが多いです。
大型犬になると食器を加えて持って行ったりもします。
3.エサの入っていない食器をなめる
空の食器をなめている時は、空腹を紛らわせている合図です。
ちなみに、食事が終わった後に食器をなめているのは『まだ食べたい』という合図の可能性もあります。
4.エサに近いところにいると飼い主の後をついてくる
犬は日ごろから飼い主のことを観察しているので、ご飯の前に行うしぐさも良く見て覚えているものです。
エサの近くに飼い主がいると、ご飯をくれるのかもと思ってついてくることがあります。
5.飼い主の口元や顔をなめる
犬は子犬の頃に母犬に母乳を催促する時に、母犬の口元や顔をなめる習性があります。
また離乳後の食事を口移しで与えられる名残もあり、飼い主の口元や顔もなめるのです。
帰宅してきて嬉しい時や、飼い主が何かを食べている時でもなく口元や顔をなめる時は、空腹のサインである場合が多いです。
6.前足で催促するしぐさをする
前足でツンツンとつついて飼い主の注意を引いているのは、何かを要求しているしぐさです。
ご飯以外でも何かを催促する時などに前足で飼い主をつつくことがあります。
7.食事を与える前に行うしぐさをする
『おすわり』『お手』『待て』などの指示をしてから食事を与えることが習慣となっている場合、お腹がすいた犬は自主的に『おすわり』などをする場合があります。
何も指示をしていないのに『おすわり』や『お手』をして飼い主を見ている場合、お腹がすいている可能性を考えましょう。
8.吐いてしまう
飼い主に向かってアピールしているわけではないのですが、空腹で胃液を吐いてしまう犬もいます。
lこれは空腹が続き、胸やけを起こしてしまうことが原因だと考えられます。
空腹になるとすぐに吐いてしまう犬もいるので、一度に上げるエサの量を減らし、一日にエサをあげる回数を増やすなどの工夫をしてあげるのもいいでしょう。
犬の空腹時間は?
犬がドッグフードを消化するには8時間以上かかるため、8時間から12時間の空腹時間が必要です。
えさは成犬では朝7時、夜の19時の1日2回が目安です。
夜の空腹時間が長すぎて朝方吐いてしまう場合には、夜のご飯の時間を少し遅くしてあげるといいでしょう。
犬の適切な1日のえさの回数は?
犬の適切なエサの回数は、年代によって異なります。
生後3か月までは、1日に4回ほどに分けてエサを与えます。
生後6か月になるまでに昼と夜の2回を少しずつ減らし、生後6か月以降は1日2回にしていきます。
その後老犬になっていくと消化機能も落ちるため、1日3回から4回に分けてエサを与えます。
しかし犬の様子が変わらないようであれば、1日2回のままでもかまいません。
突然食事の回数や時間を変えることはせずに、体調などの様子を見ながら対応していきます。
まとめ:犬がお腹がすいた時のサインはある?空腹時間や適切な1日のえさの回数は?
まとめると、
- 犬がお腹がすいた時のサインは吠える、前足でつつく、エサの容器をなめるなど
- 犬の空腹時間は8時間から12時間
- 犬の適切な1日のえさの回数は、生後6か月以上の成犬の場合1日2回
犬はとても賢い生き物なので、様々な方法でサインを送ってくれます。
忙しくてもそのサインを見逃さず、愛犬とのコミュニケーションをとっていきたいですね。
この記事がお役になてば嬉しいです。
【参考】