猫のダイエットで多頭飼いの場合は、ダイエット中の猫が他の猫の食事を食べないようにすることが重要と言われています。
なぜなら猫のダイエットは人間と同じで、食事の調整がポイントの1つだからです。
そこで多頭飼いの場合は、他の猫の食べ残しの対処もしなくてはいけません。
この記事で分かること
- 猫のダイエットで多頭飼いの場合はどうする?
- 他の猫の食べ残しの処理法
- キャットフードをふやかすのは効果があるの?
この記事では猫のダイエットで多頭飼いの場合はどうするのか、他の猫の食べ残しの処理法を知る事ができます。
それでは早速見ていきましょう。
猫のダイエットで多頭飼いの場合はどうする?
猫のダイエットで多頭飼いの場合の対処法を、3つ挙げていきます。
- 食事の時間をずらす
- 別室で食事を与える
- 他の猫の食べ残しはすぐに片づける
では1つずつ説明していきます。
1.食事の時間をずらす
食事時間をずらして1匹ずつ個別に食べさせるようにしましょう。
そうする事で、他の猫の食事を食べるのを防げます。
さらにそれぞれの猫が自分の食事に集中し、必要な栄養やカロリーをきちんと摂取できるようになりますよ。
2.別室で食事を与える
一緒に食べるのではなく、別々の部屋やスペースで食事をさせる方法です。
食事の時間をずらすのと同じですが、他の猫のご飯を食べるのを防げます。
さらに、どの猫がどれくらい食べたかも把握しやすいという利点もあるんです。
部屋がない場合は部屋の四隅を使ったり、ケージの中と外で分けるのもよいでしょう。
それでも分けて食べさせるのが難しいという場合は、横取り防止機能つきの自動給餌器がおすすめ。
自動で給餌出来るのでとても便利で、スマホで管理できる点も良いと好評です。
3.他の猫の食べ残しはすぐに片づける
ダイエット中の猫が他の猫の食べ残しを食べてしまうと余計なカロリーを摂取する事になり、ダイエットがうまくいきません。
またどの猫がどのくらい食べたかを正確に把握するためにも、食べ残しをすぐに片づけることは重要です。
さらに食べ残しを片付けることで、次の食事の際に必要な量が把握できます。
食べ残しばかりするようなら、獣医に相談してください。
他の猫の食べ残しの処理法
まず食べ残しのフードを片付けずにそのままにしておくと、細菌が繁殖する原因になります。
そんなご飯を猫に食べさせたくないですよね。
猫の食べ方にもよりますが、ドライフードなら3~4時間程度(夏場なら2〜3時間)で食べきれる量を出して残したら片付けてください。
ウェットフードは痛むのが早いので30分〜1時間(夏場は30分程度)で片付けて、ラップをして冷蔵庫で保存しましょう。
少しずつ食べる猫の場合は、ドライフードを与えるのがおすすめです。
キャットフードをふやかすのは効果があるの?
キャットフードをふやかす効果について3つ紹介します。
- 水分補給の補助
- 満腹感の向上
- 食べやすさの改善
では1つずつ説明していきます。
1.水分補給の補助
猫は積極的に水分補給をしない、と言われています。
そこでキャットフードをふやかす事で水分が加わり、猫が自然に必要な量の水分を摂取することができます。
これをする事で尿路疾患のリスクが軽減するので、猫の健康維持にも役立ちますよ。
2.満腹感の向上
キャットフードをふやかすとフードが膨らんで量が増えるので、少量でも満腹感を得やすくなります。
これにより、ダイエット中でも満腹を感じやすくなるというわけです。
ただしふやかしたキャットフードは見た目の量が増えるので、飼い主が適切なカロリー摂取量を把握する必要があります。
ふやかす前にきちんと量を計ってあげましょう。
3.食べやすさの改善
子猫や老猫歯は、硬いカリカリが食べにくいというケースがあります。
そこでキャットフードをふやかして、食事がしやすくしてあげましょう。
これにより全ての猫が公平に食事ができるようになって、食べ残しや食べ過ぎの偏りを減らすことができます。
まとめ:猫のダイエットで多頭飼いの場合はどうする?他の猫の食べ残しの処理法
まとめると、
- 猫のダイエットで多頭飼いの場合
・食事の時間をずらす別室で食事を与える
・他の猫の食べ残しはすぐに片づける
- 他の猫の食べ残しの処理法
・ドライフードは残したら片付ける
・ウェットフードは痛むのが早いので残したらラップをして冷蔵庫に保存
- キャットフードをふやかすのは効果
・水分補給の補助
・満腹感の向上
・食べやすさの改善
多頭飼いで猫のダイエットは難しそうですが、肥満は猫にとって良くない事です。
特に他の猫の食べ残しの処理は、きちんとしましょう。
それぞれの猫に合った食事の管理をして、無理なくダイエットを進めてあげてください。
【参考】