多頭飼いをしている飼い主さんにとって、愛猫のキャットフード代は悩ましいところ。
1匹だとさほど気にならない金額ですが、数匹となると金額は跳ね上がります。
探してみると、安くてかつ質の良いキャットフードがありました。
この記事で分かること
- キャットフードの多頭飼い用の安いものは?
- キャットフードの多頭飼い用の上手な買い方
- 多頭飼いの場合のキャットフードの与え方
この記事では、キャットフードの多頭飼い用で安いものと、上手な買い方をご紹介します。
では早速見ていきましょう。
キャットフードの多頭飼い用で安いものは?
まずキャットフードで値段を優先するのであれば、一定の穀物の配合があると考えてください。
多頭飼育用のキャットフードには、原材料に穀物が一番多く含まれているという点だけは頭に置いておきましょう。
穀物の割合が多いと、タンパク質やミネラルが不足がちになるんです。
それが原因で体調を崩すと、今度は医療費がかかってしまう可能性が出てきます。
だからといって、キャットフードをあげないというのは無理ですよね。
そこで安くて売れている、多頭飼い用のキャットフードをいくつか挙げていきます。
【ねこ元気】 複数ねこ用 お魚とお肉のスペシャルブレンド
ねこ元気 複数ねこ用お魚とお肉のスペシャルブレンドは、3.0kgで1,300円前後でユニ・チャームから販売されています。
脂質が9%以上含まれている、たんぱく質は30%を超えているという点がポイントです。
値段の割に容量が多いと大好評で、喜んで食べるという口コミが多く見られました。
少量をこまめに買うより
断然コスパがいい、
猫の食いつきがいいと人気です。
【キャラット】 ミックス まぐろ仕立ての味わいブレンド
ミックス まぐろ仕立ての味わいブレンドは2.7kgで1,300円前後で、ペットラインから販売されています。
穀物が多いもののミートミールとフィッシュミールも配合されているので、バランスが良く安心です。
500gの小分けになっているのも便利、という声が多く見られました。
国産なので安心してあげられる、
コスパが良いと好評です。
コストコ【カークランド】メンテナンスキャット チキン&ライス
メンテナンスキャット チキン&ライスは、コストコのオリジナルブランドです。
11kgで2,000円という、超お得な値段で販売されています。
通信販売は無いので、お近くのコストコで探してみてくださいね。
値段が安いからといっても、品質は保証されているので安心です。
ただし量が多いので
開封後の保存の問題から、
5頭以上の多頭飼いに
向いているとされています。
キャットフードの多頭飼い用の上手な買い方
ここでは多頭飼いの場合の、キャットフードの与え方を3つ紹介します。
- ライフステージに合わせる
- 猫の食いつきが良いもの
- 粗悪な原材料・不要な添加物が入っていない
では1つずつ紹介していきます。
1.ライフステージに合わせる
猫のライフステージとは、猫の一生における各段階を指します。
多頭飼いは、猫の年齢がバラバラというケースが多いと思います。
そのため猫の食事はライフステージに合わせたキャットフードを用意する、というのが一般的ですよね。
でも多頭飼いだと、管理するのは正直なところ手間がかかります。
そういったケースにおすすめなのが、全ライフステージ向けのキャットフードなんです。
栄養素がバランスよく含まれているので、量を調整すれば猫の年齢に合わせた食事を与えられます。
キャットフードの種類が少ないと、まとめ買いがしやすくなる点もポイントです。
【対象年齢:全年齢】と表示されています。
種類も豊富なので飽きる事がない、粒の大きさも食べやすいので食いつきがいいなどの口コミがあります。
2.猫の食いつきが良いもの
多頭飼いの場合、それぞれ好みが違う場合もあるでしょう。
好きなキャットフードをあげたいところですが、費用がかかるし管理が大変なので難しいと思います。
そこでなるべく、猫の食いつきが良いキャットフードを選ぶことが重要となってきます。
ここで注意すべきなのは、添加物の1つである「香料」です。
香料は猫の好む匂いを人工的につけて、猫が食いつくようにと添加されています。
ただし質の良い原材料を使用していれば不要な物なので、必要以上に香料にこだわる必要はありません。
3.粗悪な原材料・不要な添加物が入っていない
市販されているキャットフードには、粗悪な原材料や着色料など不要な添加物を含んでいる物もあります。
これらのフードは激安キャットフードに多いとされ、長期間与え続けると猫が体調を崩してしまうかもしれません。
そこで着色料や香料などを含んでいない、自然に近い質の良いもの。
そして原材料の産地などの詳細が、きちんと記載されているキャットフードを選ぶことが大切です。
多頭飼いの場合のキャットフードの与え方
ここでは、多頭飼いの場合のキャットフードの与え方を3つ紹介します。
- キャットフードの量を猫に合わせた量にする
- 食事は別々の場所でさせる
- 食べ残しがあったら早めに回収する
ではこちらも1つずつ説明していきます。
1.キャットフードの量を猫に合わせた量にする
多頭飼いは、猫ごとに与える量を変えなくてはいけません。
その管理を怠ると『栄養バランスの崩れ』や『肥満』やなど、猫の健康を損なう原因になるので気を付けましょう。
複数の猫が1つのお皿でご飯を食べる姿は微笑ましく見えますが、猫にとってはよくない環境なんです。
なので、それぞれ必要な量のご飯を与えましょう。
猫に必要な量は以下の通りです。
- 子猫:生後22日以降〜1歳前後
1回につき10~20cc
- 成猫:1歳〜7歳
1回につき30g~70g
- シニア:8歳〜14歳
1回につき30g~70g
猫のライフステージや、体格に合わせたご飯の量を与えるようにしてくださいね。
少なすぎても与えすぎても、猫の体調を崩す原因になってしまうので注意してあげてください。
2.食事は別々の場所でさせる
猫がお互いのご飯を横取りしないよう、別々の場所で与えるのが重要です。
食事場所を分ける時のポイントは、3つあります。
- 猫同士が見えない場所に分ける
- 毎回ご飯を同じ場所で与える
- 部屋を変えられない場合は高さを変える
猫の食事場所を分ける時は、猫同士が目線に入らないように部屋を分けるのがおすすめです。
部屋を分けられない場合は猫同士の間に仕切りを置く、家具と床の上などで高さで分けるなどしてあげましょう。
特に食べるのが遅い猫や、子猫などは分けてあげる必要があります。
3.食べ残しがあったら早めに回収する
キャットフードの食べ残しを放っておくと、雑菌が繁殖します。
そんなご飯を食べたら、体調を崩しかねません。
さらに食べ残しを放っておくと、他の猫が食べてしまい『肥満』に繋がります。
食事が終わったらすぐに回収して、食べ残しの放置はやめましょう。
まとめ:キャットフードの多頭飼い用で安いのはコレ!上手な買い方を伝授します!
まとめると、
- キャットフードの多頭飼い用の安いもの
・【ねこ元気】 複数ねこ用 お魚とお肉のスペシャルブレンド
・【キャラット】 ミックス まぐろ仕立ての味わいブレンド
・【カークランド】メンテナンスキャット チキン&ライス
- キャットフードの多頭飼い用の上手な買い方
・ライフステージに合わせる
・猫の食いつきが良いもの
・粗悪な原材料・不要な添加物が入っていない
- 多頭飼いの場合のキャットフードの与え方
・キャットフードの量を猫に合わせた量にする
・食事は別々の場所でさせる
・食べ残しがあったら早めに片付ける
キャットフードの多頭飼い用の安いものを選ぶ際には、低品質なキャットフードを買わないようにすることが重要です。
さらにどの猫も十分な栄養を摂るためには、ご飯のあげ方にも気を付けないといけません。
横取りしないように工夫をして、それぞれの猫が快適に過ごせるようにしてあげましょう。
【参考】
⇒キャットフードのサンプルが欲しい時はどこで手に入る?無料モニター情報