犬がシャンプー後に暴れる理由は、ストレスから解放された嬉しさが1番の理由です。
他にもに「シャンプーしたことで自分の匂いが消えてしまったから」という理由も挙げられます。
犬をシャンプー後に暴れさせない対処法を知っておくことが重要ですので、その辺りもお伝えします。
この記事で分かること
- 犬がシャンプー後に暴れる理由は?
- 犬をシャンプー後に暴れさせない対処法とは?
- 犬がシャンプー後走り回る時の対処法
この記事では犬がシャンプー後に暴れる理由と、暴れさせない対処法を分かりやすく解説します。
それでは早速見ていきましょう。
犬がシャンプー後に暴れる理由は?
犬がシャンプー後に暴れる理由は2つあります。
1.シャンプーが終わってストレスから解放されたから
2.シャンプーで消えた自分の匂いを取り戻したいから
では1つずつ説明していきます。
1.シャンプーが終わってストレスから解放されたから
多くの犬は、シャンプーされることにストレスを感じていると考えられています。
犬がシャンプーの時に感じるストレスをいくつか挙げますね。
- ジっとしていないといけない
- シャワーのお湯が適温じゃない
- 水圧が好みの強さじゃない
- シャンプーで体毛を逆なでされて洗われる
犬はシャンプーされる時に、最低でも上記の4つのストレスを感じています。
シャンプーが好きな子なら問題はありませんが、基本的にシャンプーが苦手な子がほとんどです。
そのため、シャンプー後に「やっと終わったぁ!」と興奮して暴れる訳です。
2.シャンプーで消えた自分の匂いを取り戻したいから
犬をシャンプーする理由には、皮膚を清潔に保ったり体臭を消すなどがありますよね。
しかしシャンプーすると、シャンプーの匂いで自分の匂いが消えてしまうんです。
犬にとって匂いは、自分の存在を示す重要なものなので取り戻さなくてはいけません。
そのため部屋中を走り回って、自分の匂いがついているカーペットやソファーなどに体を擦りつけて匂いを取り戻そうとします。
しかもシャンプーの匂いが強ければ強いほど、犬は必死で匂いを取り戻そうと暴れる傾向にあります。
なのでシャンプーを選ぶ際には、無香料か匂いが弱いものを選んであげるといいでしょう。
泡立ちがいい、無香料なので匂いが気にならない、犬にも人にも優しいなどの口コミがありました。
犬をシャンプー後に暴れさせない対処法とは?
犬をシャンプー後に暴れさせない対処法を紹介します。
- シャンプー前にしっかり慣れさせる
- シャンプー中は楽しい雰囲気にする
- シャンプー後はご褒美をあげて褒める
こちらも1つずつ説明していきます。
1.シャンプー前にしっかり慣れさせる
まずはお風呂場に連れて行って、好きなおやつを与えます。
シャワーが終わったら、おやつを貰えるということを覚えさせるためです。
そしてシャワーの音に慣れさせましょう。
次に洗面器などにお湯を溜めます。
いきなりシャワーを、身体に直接かけるのはNGです。
2.シャンプー中は楽しい雰囲気にする
犬がシャンプー中に暴れるのは、本能的な行動なのでむやみに叱るのはNGです。
犬に、
「キレイになろうねー」
「気持ちいいねー」
など、明るく声をかけながら洗います。
また明るい音楽を流すのも良いでしょう。
もしシャンプー中に犬が暴れてしまっても、無理やり押さえつけてはいけません。
低めの声で優しく声をかけて、落ち着かせましょう。
何より一番重要なのは、シャンプーを手早く終わらせることです。
2.シャンプー後はご褒美をあげて褒める
犬のシャンプー後はご褒美をあげて褒めましょう。
頑張ったご褒美に、ワンちゃんの大好きなおやつをあげると喜びます。
「シャンプーをした後はおやつがもらえる」と覚えさせて、シャンプーを嫌がらないように導くという方法です。
ドライヤーが終わったら、いつもより少し多めにおやつをあげても構いません。
犬がシャンプー後走り回る時の対処法
犬がシャンプー後に走り回るのは、湿った体を乾かしたり、リフレッシュしたりするための自然な行動です。
この行動にはいくつかの対処法があります。
先に、お風呂の扉は確実に閉めるなど、脱走対策は忘れないでくださいね。
まずシャンプー後はタオルでしっかりと水分を拭き取り、ドライヤーを使って優しく乾かします。
ドライヤーは低温設定で、犬が嫌がらないように少しずつ使います。
また走り回るスペースを制限するために、犬が落ち着ける場所を用意しそこに誘導することも有効です。
さらにシャンプー後のご褒美としておもちゃを与えたり、軽いトレーニングを行ったりするとエネルギーを消費させつつ、落ち着かせることができます。
次に犬がシャンプーで暴れるのを防ぐ方法もご紹介しておきますね。
- シャンプーの頻度や量を減らす
- ストレス要因を減らす
こちらも1つずつ説明します。
1.シャンプーの頻度や量を減らす
シャンプーは犬に必要な脂分を落としてしまいます。
人間よりもデリケートな肌を持つ犬にとって、頻繁にシャンプーをするのは良くないことです。
外で汚れた、下痢などで汚したなど以外でのシャンプーの回数は減らしましょう。
さらに、犬にとってシャンプーは自分の匂いを消す行為です。
人間にとってシャンプーはいい匂いでも、嗅覚が鋭い犬には負担でしかありません。
そのため、シャンプーの量はなるべく少なめにしてあげてください。
2.ストレス要因を減らす
犬のシャンプーのストレスを減らすには、手早く済ませることがポイントです。
そのために、事前にブラッシングをして軽く汚れやホコリを落としておきましょう。
またシャワーの温度は、犬の体温と同じ40℃くらいが最適と言われています。
温度が高すぎても低すぎても犬は不快感を感じ、ストレスに繋がってしまうんです。
まずは38℃くらいで試して、嫌がっているようなら40℃にしてみてください。
まとめ:犬がシャンプー後に暴れる理由は?暴れさせない対処法を分かりやすく解説
まとめると、
- 犬がシャンプー後に暴れる理由
・シャンプーが終わってストレスから解放されたから
・シャンプーで消えた自分の匂いを取り戻したいから - 犬をシャンプー後に暴れさせない対処法
・シャンプー前にしっかり慣れさせる
・シャンプー中は楽しい雰囲気にする
・シャンプー後はご褒美をあげて褒める - 犬がシャンプー後走り回る時の対処法
・シャンプー後は素早くタオルで拭く
・走るスペースを制限するために部屋を移動する
・低温設定のドライヤーで乾かす
・シャンプーの頻度や量を減らす
・ストレス要因を減らす
犬がシャンプー後に暴れる理由は、苦手意識があるというのが大きな理由です。
シャンプー後は、おやつをあげるなどして褒めてあげましょう。
愛犬の快適なシャンプーの時間になるよう、色々工夫してみてくださいね。
【参考】
⇒ドッグランのワクチンの証明書の作り方は?犬を連れていないと入れない?
⇒ドッグフードを半分に切る方法!ピルカッターを使えば簡単に切れるよ