犬に人間のボディーソープを使うのはNG?その理由と正しいシャンプー方法

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犬に人間用のボディーソープを使うのはNG?
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犬に人間用のボディソープを使うのはNGです!

 

理由は、犬と人間は皮膚の構造が異なるためです。

 

犬用のシャンプーは使用頻度の割には高額なことが多く、代替品を探す飼い主さんもいらっしゃいます。

 

ですので、安価な人間用のボディソープを使いたい気持ちもわかります。

 

 

しかし、愛犬の健康のためにも犬用のシャンプーを使ってあげてください。

 

この記事では、犬に人間のボディーソープを使うのがNGな詳しい理由と、犬のシャンプーの方法・おすすめのシャンプーをご紹介します。

 

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犬に人間のボディーソープを使うのがNGな理由

冒頭でもお伝えした通り、犬に人間用のボディーソープやシャンプーを使うのは危険です。

 

その理由となる人間と犬の身体の違いについて2つ解説していきます。

 

①汗腺の違い

人間、犬ともに汗腺のアポクリン腺、エクリン腺があります。

 

  • エクリン腺:サラサラの汗が出る
    →人間は体中に存在
    →犬は肉球にある

 

  • アポクリン腺:べたつきのある汗が出る
    →人間は脇など
    →犬は全身にある

 

人間と犬では汗の種類が異なるのです。

 

犬と人間の皮膚の構造は共通していますが、犬の表皮は人間の⅕~⅙の厚さしかなく、これは人間の赤ちゃんの半分ほどです。

 

つまり皮膚バリアが人間より弱く、刺激には敏感で弱いということです。

 

②皮膚のpH

人間の皮膚のpH5.0前後の弱酸性です。

 

人間用のボディーソープは、弱酸性に近づくように出来ている物が多いです。

 

 

犬の皮膚のpHは、7.5前後の弱アルカリ性です。

 

人間用のボディーソープを犬に使えば、肌に負担がかかります

 

 

人間用のボディーソープは、犬にとって刺激が強すぎます。

 

使用することで皮膚病や毛が傷む可能性があるので、犬に人間のボディーソープを使うのはやめておきましょう。

 

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もし人間用のボディーソープで洗ってしまった場合の対処法

もし間違えて、人間用のボディーソープで愛犬を洗ってしまった場合は、まずは犬の皮膚の状態を確認してください

 

皮膚に炎症がみられたり大量のフケなどがある場合は、すみやかに動物病院を受診をしましょう。

 

 

皮膚に変化がみられず、洗ってしまってすぐに気づいた場合はまずはお湯でしっかり洗い流します。

 

次に犬用のシャンプーで優しく洗います。

 

シャンプー後にかゆがる様子はないか、皮膚の状態を観察しておく必要があります。

 

 

犬の皮膚のターンオーバーは21日ほどです。

 

ですので、最低3週間は皮膚の状態を観察して、異常があればすみやかに動物病院を受診したほうが良いでしょう。

 

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正しい犬のシャンプー方法とおすすめのシャンプー

犬によって適宜方法を変えたり、犬に合わせた方法でシャンプーをすることも大切ですが、標準的なシャンプーの方法を説明します。

 

【正しい犬のシャンプー方法】

  1. ブラッシング
  2. 耳栓(コットン)をする
  3. シャワー
  4. シャンプー
  5. トリートメント
  6. ドライ
  7. 保湿

では順番に見ていきましょう。

 

1.ブラッシング

シャンプー後に絡まりを取ろうとすれば、ドライに時間がかかったり、濡れた状態で身体が冷えてしまいます。

 

シャンプー前にブラッシングを行い、毛の絡まりや細かい汚れを落とします

 

2.耳栓(コットン)をする

耳栓はシャンプーや水の侵入を防ぐだけでなく、シャワーの音が和らぎ犬が落ち着くというメリットもあります。

 

3.シャワー

弱めの水圧に設定したシャワーヘッドを地肌に近づけて撫でるように身体全体を濡らします。


犬にシャワーをする時の適正温度は犬の体温に近い温度(38~39℃)か少し低めの35~38℃くらいがベスト。

 


シャワーヘッドに手ぬぐいやタオルを巻いたり、スポンジに水を含ませて濡らすのもおすすめ。


温水で足→体→顔の順で全体を濡らしていきますが、犬が苦手と感じるところは後回しでもいいと思います。

 

4.シャンプー

シャンプー剤はしっかりと泡立てます。


これは泡が汚れを浮かせて余分な皮脂汚れを取り除くことに効果的なためです。

 


洗面器などにシャンプーと水を少量入れてシャワーの水圧を利用したり、泡立てネットを使って泡立てる方法もおすすめ。

 


泡立てたシャンプーを体→足→頭の順でつけ、手のひらや指の腹を使い優しくもみ洗いをします。

 

顔回りは目にシャンプーが入らないように、指の腹を使って目の周りの汚れを優しく取り除きます。

 

 

難しい場合は、手ぬぐいやガーゼなどの布にシャンプーを染み込ませ拭く方法もあります。

 

耳は脂が溜まりやすく、脂が原因で毛玉や乾きにくい原因になることもしばしば。

 

指の腹を使ってしっかり脂を落とすようにもみ洗いします。

 

⑤トリートメント

洗面器などにトリートメントと水を適量入れて薄めて、そのまま背中から流し、手のひら全体でもみこみます。

 

トリートメントにはシャンプーのアルカリを中和する働きがあるので、トリートメントとシャンプーは別になっているものがおすすめ。

 

 

洗い残しは皮膚トラブルに繋がるため、しっかりと温水で流しましょう。

 

⑥ドライ

タオルでしっかりと拭いた後、ドライヤーで乾かします。

ドライヤーは人間用は音が大きいため、風量が調節出来て静かな仕様の犬用のものがおすすめ。

 

 

ドライヤーを犬から20~30cm程離しながら温風で内臓に近いお腹→背中→足→顔の順番で乾かすことで身体の冷えを軽減できます。

 

 

風が当たっている部分を確認し、ブラシで梳かしながら乾かします。

顔の周辺を乾かすときには、ドライアイ防止のため顔の前からではなく、斜め後ろから風をあてると〇。

 

⑦保湿

シャンプーは月1~2回が理想。

シャンプーやドライヤーの影響で皮膚が乾燥し、かゆみや炎症の原因になることもあるので、犬用の保湿剤で保湿をします。

 

 

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まとめ:犬には犬用のボディーソープを使おう!

まとめ

犬に人間用のボディーソープは刺激が強過ぎますので、使わないようにしましょう。

 

また人間のシャンプーも人によって合う合わないがあるのと同じで、犬にも合う合わないがあります。

 

愛犬にあったものを選んであげましょう。

 

犬の肌や毛の質によって合うかどうか、その子によるのでサンプルを使ってみるなどして試してみるのもおすすめです。

 

この記事が参考になれば嬉しいです。

 

 

犬がシャンプー中に噛む時は、コチラの記事をご覧ください。

⇒犬がシャンプー中に噛むのはなぜ?噛み癖を直す方法としつけ方を解説

 

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