歯磨きをしたことがない猫へのアプローチ法は、はみがきシートやガーゼを使ってみましょう。
歯石対策には、毎食後に歯を拭いてあげるのが大切です。
猫にとっても、歯みがきは欠かせないケアなので後ほど詳しく解説しますね。
さらに、猫の歯磨きのやり方とコツについても説明していきます。
この記事で分かること
- 歯磨きしない猫へのアプローチ法
- 猫の歯磨きの重要性と必要性
- 猫の歯磨きのやり方とコツ
- 猫の歯磨きに関するよくある質問
この記事では歯磨きをしたことがない猫へのアプローチ法と、猫の歯みがきのやり方とコツを解説します。
それでは早速見ていきましょう。
歯磨きしない猫へのアプローチ法
歯磨きしない猫へのアプローチ法として、はみがきシートやガーゼを使ってみましょう。
猫は犬よりも、歯みがきに手間がかかるといわれています。
しかし、愛猫にとってはみがきをしないというのは良くないことです。
まずは慣れさせることが大切なので、はみがきシートやガーゼを使うのがおすすめ。
どうしても上手くはみがきができないなら、猫の歯みがきおやつとかはみがきペーストを試してみてください。
獣医が推奨している、口臭が気にならなくなった、猫が嫌がらないなどの口コミがありました。
猫の歯磨きの重要性と必要性
ここでは、猫の歯磨きの重要性と必要性について説明します。
まずは、猫の歯磨きの重要性を解説していきますね。
猫の歯磨きの重要性
歯垢が歯石に変化すると、歯周炎や歯肉炎などの歯周病になる可能性が懸念されます。
歯周病を悪化させると、歯茎が下がり猫の歯が抜けやすくなるんです。
さらに歯周病は心臓や肝臓、腎臓など臓器の病気の原因にもなりかねません。
また歯痛のせいで食欲減退や、元気がなくなったりもします。
歯石は、軽く見ると愛猫が辛い思いをするので猫の口内のケアは欠かせないんです。
猫の歯磨きの必要性
次に、猫の歯磨きの必要性を説明します。
結論から先に言えば、猫の歯みがきは歯周病予防として推奨されています。
家猫の主食であるキャットフードは、口内に食べカスが残りやすいという特徴があります。
実はこの食べカスを放っておくと、歯垢から歯石に変化してしまいます。
でも猫の歯みがきをきちんとしてあげれば、歯周病予防はできますよ。
愛猫のためにも、あなたがきちんとしたブラッシング方法を覚えることが先決です。
猫の歯磨きのやり方とコツ
ここでは、猫の歯磨きのやり方とコツを解説します。
- ガーゼやハブラシシートを指にまいて、歯と歯茎を優しくさわる
- 歯ブラシを歯にあてる練習から始めてみる
- 歯ブラシは猫の歯に対し45度の角度で当てる
- 力を入れすぎないようにして歯に付着した歯垢を掻き出すように磨く
- 特に奥歯は歯垢が付着しやすいのでしっかり磨く
猫に歯磨きを嫌がらないようにするには、はみがきペーストやはみがきシートを用いて歯に触ることから始めてみます。
「我慢できてえらいね」「あとちょっとで終わるよ」と、声をかけながらブラッシングするのがおすすめ。
そして磨き終わったら、愛猫が満足するまで遊んであげたりおやつなどご褒美をあげてください。
歯磨きをすればご褒美がもらえることを覚えさせると、あなたも猫もラクになります。
分かりやすい動画があったので、良かったら参考にしてください。
猫の歯磨きに関するよくある質問
ここでは、猫の歯磨きに関するよくある質問を紹介します。
Q1:猫の歯磨きのタイミングはいつ?
A:基本的には、食後が良いでしょう。
でも愛猫の食事のタイミングや、あなたの生活スタイルもありますよね。
目的は続けることなので、あなたの都合のいいタイミングで問題ないです。
ただし、猫の歯垢は2~3日で歯石に変わるので2、3日のうちに全ての歯を磨いてあげましょう。
Q2:猫の口臭が気になるのですが歯を磨けば改善する?
A:多少は改善されますが、口臭が気になるなら問題を抱えている可能性があります。
歯石がついている、歯周病になっているなどが考えられるので、自力のケアだけで改善はしません。
必ず動物病院に連れて行き、適切な処置を受けてください。
Q3:奥歯を磨こうとすると嫌がって磨けない時は?
A:猫の頭を手で軽く掴んで、上唇をめくるようにして歯をむき出しにさせると磨きやすくなります。
奥歯はとても複雑な形をしているため、特に歯石がつかないようきちんと磨く必要があるんです。
もし猫が嫌がるようであれば、歯ブラシを口の端から差し込んで、閉じたままブラッシングしてみてください。
使い捨てなので衛生面が安心、指に巻き付けやすいので使いやすいなど好評です。
まとめ:歯磨きをしたことがない猫へのアプローチ法とは?猫の歯磨きのやり方とコツ
まとめると、
- 歯磨きしない猫へのアプローチ法
・はみがきシートやガーゼなどを使うのがおすすめ - 猫の歯磨きの重要性と必要性
・歯石や歯垢は放置すると歯周病になる危険がある
・歯周炎や歯肉炎などの歯周病になる可能性が高まる
・食べカスを放置してしておくと歯垢から歯石になってしまうから - 猫の歯磨きのやり方とコツ
・ガーゼやシートを指に巻き、歯と歯茎を優しく触る
・歯ブラシを歯にあてる練習から始めてみる
・歯ブラシは猫の歯に対し45度の角度で当てる
・力を入れすぎないようにして歯に付着した歯垢を掻き出すように磨く
・特に奥歯は歯垢が付着しやすいのでしっかり磨く - 猫の歯磨きに関するよくある質問
・【質問】:猫の歯磨きのタイミングはいつ?
・基本的に食後が良い
・【質問】:猫の口臭が気になるのですが歯を磨けば改善する?
・動物病院に連れていって適切な処置を受ける
・【質問】:奥歯を磨こうとすると嫌がって磨けない時は?
・猫の頭を手でかるく掴んで、上唇をめくるようにして歯をむき出しにさせる
猫は歯を磨いてあげないと、心臓疾患や腎臓疾患など命に関わる内臓疾患に罹る可能性が高まります。
愛猫の健康のためにも、はみがきで口内を清潔に保つのは飼い主としての義務です。
無理に磨こうとするのは逆効果なので、時間をかけて慣らしてください。
【参考】
⇒猫が歯磨きおやつを丸呑みする理由と対策は?歯磨きおやつの選び方