猫をケージに入れるとうるさい一番の理由は「要求」です。
構って欲しい、寂しい、お腹が空いたなどの要求をしています。
後ほど詳しく説明しますが、適切な要求かどうかを見極める必要があります。
さらに、鳴く理由と静かにさせる方法についても解説していきます。
この記事で分かること
- 猫をケージに入れるとうるさいのはなぜ?主な原因を解説!
- 猫をケージに慣れさせる方法!ストレスを減らす工夫とは?
- 夜中や留守番中に鳴くのを防ぐには?効果的な対策!
この記事では、猫をケージに入れるとうるさく鳴く理由と静かにさせる方法を解説します。
それでは早速見ていきましょう。
猫をケージに入れるとうるさいのはなぜ?主な原因を解説!
猫をケージに入れるとうるさい理由は5つです。
- 要求
- ストレス
- 習性
- 発情期
- 病気や怪我などの不調
1つずつ、解説していきますね。
1.要求
1つ目は要求をしているからです。
猫がケージの中で鳴くのは、何かをあなたに伝えようとしているサインかもしれません。
どんな理由があるのか、いくつか考えられることを挙げてみましょう。
- お腹が空いた、喉が渇いた
- トイレが汚れている
- ケージから出たい
- 寂しい、構って欲しい、
猫の要求を叶えてあげることで、鳴き止んでくれる可能性があります。
2.ストレス
2つ目はストレスを感じているからです。
猫はケージ内では自由に動き回れなくなるため、ストレスを感じやすくなってしまいます。
ただし猫がケージをどう捉えるかは、個体差があります。
保護施設などからお迎えした猫は、ケージで嫌な思いをしたことがあるかもしれません。
もし猫がケージをすごく嫌がっていると感じたら、無理に入れるのはやめましょう。
無理に入れると、抵抗して鳴き続けてしまうことがあるからです。
3.習性
3つ目は習性だからです。
ケージに入れられると自分の縄張りが制限されたと考え、不安や不満を感じたり「ここは自分の場所だ!」と主張しています。
また猫は警戒心が強く、狭い場所に閉じ込められることを嫌がる傾向があります。
特に、初めての場所や慣れないケージに入れられると、不安や恐怖を感じて鳴くケースも見られます。
こういった習性は猫が野生で生きていた頃の名残で、本能的なものです。
そのため、どんなに慣れている猫でも、ケージに入れられると猫の習性が顔を出すことがあります。
4.発情期
4つ目は発情期です。
飼っている猫が発情期に入ると、ケージに入れた際に鳴き止まないことがあります。
一般的に猫は、生後6ヶ月を過ぎた頃から発情期が始まり、特有の鳴き声をあげることが多いとされています。
発情期は一年を通して何度か訪れるので、将来的なことを考えて早めに去勢・避妊手術を検討することも大切です。
我が家では2匹のオスの保護猫を飼っていますが、2匹とも去勢してあるのでケージの中でも大人しいです。
5.病気や怪我などの不調
5つ目は病気や怪我などの不調です。
猫は、言葉で病気や怪我を伝えることができません。
そのため鳴くことで飼い主さんに「いつもと違う」と知らせようとしています。
いつもより甲高い声で鳴いたり、うめき声のような低い声で鳴いたりする場合は異変を伝えている可能性が高いです。
また特定の場所を触ると鳴いたり、嫌がる場合は、そこを怪我している場合も。
様子を見て、明らかに体調が悪そうだったり、痛がっているようなら獣医さんに相談しましょう。
猫をケージに慣れさせる方法!ストレスを減らす工夫とは?
猫をケージに慣れさせる方法や、ストレスを減らす工夫を紹介します。
猫がケージでリラックスするために、まずはケージのある環境に慣れてもらうことから始めましょう。
具体的には、ケージをリビングなどの生活空間に置く、扉は常に開けておく、猫が自分から入るのを待つなどがあります。
さらにケージ内にお気に入りのおもちゃや毛布を入れたり、ケージ内でご飯やおやつを与えると「ケージ=良いことがある場所」と覚えさせることができます。
次にストレスを減らす工夫ですが、ケージの外に出してあげる時間を作る、一緒に遊ぶ時間を作る、ケージ内の環境を整えるなどが挙げられます。
ケージに慣れた猫でも、長時間閉じ込めっぱなしはNGで、あなたが見守れる時は自由にさせてあげましょう。
あなたと遊ぶ時間は猫にとって嬉しい時間なので、たとえ短い時間でも時間を作って遊んであげてください。
猫じゃらしで5分遊んであげるだけでも、猫は喜びますよ!
猫は、自由に動き回ったり、疑似的な狩りをしたり、高いところに登ったりなどの行動を通して、心身の健康を保っています。
ケージの外で自由に過ごす時間は、猫にとってストレス解消になるだけではなく、運動不足解消や気分転換にもなります。
夜中や留守番中に鳴くのを防ぐには?効果的な対策!
夜中や留守番中に鳴くのを防ぐ、効果的な対策についても紹介します。
まず夜中に鳴く場合ですが、基本的には心を鬼にして反応しないようにしましょう。
鳴き続ければあなたが来てくれる、と期待していることが多いからです。
しかし、そのたびに反応すると「鳴けばあなたが来てくれる」と学習し、さらに鳴き声が激しくなる可能性が高まります。
日中に十分な愛情を注いで、安心感を与えてあげましょう。
先述しましたが、鳴き方が違う場合は様子を見に行ってください。
留守番の場合は、お気に入りのおもちゃを用意する、ラジオなどを流すと安心感を与えます。
夜中や留守中に鳴くのを防ぐには、効果が出るまでに時間がかかると覚悟して根気強く続けることが大切です。
次に効果的な対策ですが、安心できる環境作りや十分な食事と水、快適なトイレにする、日中と寝る前に遊ぶなどが良いでしょう。
特に日中にたくさん遊んであげるとストレスを感じにくいので、夜眠るようになりますよ。
まとめ:猫をケージに入れるとうるさい? 鳴く理由と静かにさせる方法!
まとめると、
- 猫をケージに入れるとうるさいのはなぜ?主な原因を解説!
・要求
・ストレス
・習性
・発情期
・病気や怪我などの不調 - 猫をケージに慣れさせる方法!ストレスを減らす工夫とは?
・ケージのある環境に慣れてもらう
・ケージをリビングなどの生活空間に置く
・扉は常に開けておく
・猫が自分から入るのを待つ
・ケージの外に出してあげる時間を作る
・一緒に遊ぶ時間を作る
・ージ内の環境を整える - 夜中や留守番中に鳴くのを防ぐには?効果的な対策!
・基本的には心を鬼にして反応しない
・日中に十分な愛情を注ぐ
・お気に入りのおもちゃを用意する
・ラジオなどを流す
今回は、猫をケージに入れるとうるさい、鳴く理由と静かにさせる方法や、原因と対策について詳しく解説しました。
猫が鳴く理由は、寂しさや空腹、トイレ、発情期、病気や怪我など様々です。
猫の鳴き方がいつもと違うと感じたら、様子を見にいくようにしましょう。
そして、ケージに慣れさせる、遊びで愛情を注ぐ、留守番対策などの対策をして猫が快適に過ごせる環境を整えてあげてください。
猫のケージを置く場所については、コチラの記事が参考になると思います。